【ヒロアカ】鬼滅のヒーロー【鬼滅の刃】 (ページ3)

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胡蝶しのぶページ3

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｢立ち話も何ですし

宜しかったら私の屋敷にいらしては如何でしょう！｣

屋敷…

大正時代なんて教科書で習った程度だわ

とりあえずは住む所探して

情報収集からだな

『お願いします、

私物間A』

｢物間Aさんですね！私は胡蝶しのぶと言います

宜しくお願いしますね｣

屋敷に着くまでの間この時代について色々知ることができた

まず時代どうこうの話じゃなかった

これは別次元だ

恐らくはあのヴィランの仕業だろう

次にこの世界には人喰い鬼が存在し

その鬼は特別な刀で無ければ殺せないと言う

その刀を使い鬼を狩る者達…鬼殺隊が編成されている

『じゃあ、その鬼殺隊のお陰で平和が成ってる訳か』

｢そうでも…ありません。

守りきれない命もあります｣

酷く
悲しそうにしのぶは言っていた

『えっ、でもさ、そんなこと私に教えて良いの？』

｢あ～、大丈夫です。物間さんには鬼殺隊に入って貰おうと思っていますので｣

サラッと恐ろしいこと言うなこの娘

｢Aでいいよ。私もしのぶって呼ぶから

その鬼殺隊ってのは誰でも入れるの？｣

｢本来なら"最終選別"を突破しなければ無理ですが…Aさんならきっと突破できますよ｣

どうしてしのぶは見ず知らずの私に親切にしてくれるんだろうか

普通だったら怪しむだろうに

それがしのぶの人の良さなのかな…

『うん、いいよ。
最終選別とやら、受けてあげる』

聞く所によると鬼殺隊になればお金も手に入るし
寝泊まりする所も確保出来る

私に"今できること"やらなくちゃ

｢着きましたよ…ここが蝶屋敷です｣

屋敷に着く頃には既に日は上がってた

『お邪魔…します』

こんな大きな家に入ることは無いので

門を潜るのでさえ緊張してしまう

｢今日は疲れたでしょう、

まずはゆっくり休んで下さい

明日はAさんの話…聞かせて下さいね？｣

案内された部屋には御丁寧にも布団が敷いてあった

人の好意を無下にする訳では無いが

今はお風呂に入りたかった…

汗でベタつくのを我慢しながら

用意された浴衣に着替え

その日は眠りについた

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