【ヒロアカ】鬼滅のヒーロー【鬼滅の刃】 (ページ2)

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化け物ページ2

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『いっ…ｯｯ～～!!』

インターン中ヴィランの攻撃をモロに受けた私

心配する声も聞こえない

私ってそんな嫌われてたっけ…？？

｢ｸﾞﾙｧ…ｱｧｧ!!!｣

『え、』

私が戦っていたのは異形型なんかじゃない
生身のヒトだった筈

なのに目の前に向かってくるそれは

醜いバケモノだった

『ｯｯ!!』

慌てて個性を発動させるも何も出てこない

ストックしていた個性が消えてる？

だとしたら今私は丸腰だ

『やばい』ﾀﾞｯ

己の危険を察知し全速力で走る

バケモノもまた猛スピードで追いかけて来る

『何なの…うざいなぁぁ！？』

元より運動神経は良かった

このまま何もせず逃げるなんてヒーローのする事じゃない

立ち止まって振り返り

こちらへ向かって来るバケモノに殴りかかった

ぐにゃりと曲がる顔に怖気付いてる暇なんてない

ただひたすらに殴り、蹴る

相手に攻撃の隙を与えない

このバケモノにはヴィランとは違う点があった

どれだけ殴っても異常なまでに傷が回復するのだ

このままじゃラチがあかない

クソ、拘束系の個性でもあれば…

?｢蟲の呼吸

蜂牙ノ舞｣

ﾌﾞｼｯと血飛沫が上がり

バケモノはその場に崩れた

｢ｶﾞｯ…ｸﾞｧ…｣

もがき、苦しみ、

やがてピタリと動かなくなった

何なのこの人

蝶の羽織り？

こんなヒーロー見たことない…

こいつ何者

?｢そんな怖い顔しないで下さい

初めて見る服装ですね…どちらから来られたんです？｣

『…』

｢もしもーし、聞こえてますかー？｣

『煩い、聞こえてる

ここ何処？さっきまヴィランと戦ってたはずなんだけど。さっきのは何？？』

｢あらあら、こう質問攻めにされると困りますね…｣

いいでしょう、と蝶の少女は言葉を紡ぐ

｢ヴィ…ラン？というのは存じ上げませんが…もしかして"鬼"をご存知無いのでしょうか？

先程貴方を襲っていたのは紛れもない"鬼"です｣

『鬼？』

｢はい｣ﾆｺ

鬼…"個性"と呼ばない辺り私の知っている世界とは違うのかもしれない

『今の…年号は？』

｢年号？大正ですよ｣

あぁ、やっぱり

ここは何処なのだろう

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