せっかく転生したので情報屋始めました【ヒロアカ】

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『メディアは必ず雄英に張り込む。オールマイトの情報なんていつでもどこでも売れるからね。その騒ぎに乗ってカリキュラムを盗むってのはどうだろう？』


死｢結局俺らがやるのかよ｣



『欲しいのは死柄木くんでしょ？いくら情報屋とは言え、雄英の情報売ってたら罪悪感で胸が潰れそう』




死｢優しい情報屋だな｣





『優しくはないよ…

報道陣の中に死柄木くんが混じってても雄英はきっと気づかないよ。死柄木くんのことは知らないはずだからね。』



死｢そこで俺が何かするのか｣



『何か、全校生徒と教師を引きつけるような事をすればいい。その間に黒霧さんでも使って盗むといいさ』




死｢引きつける…｣



『私が言えるのはここまでだよ。これ以上言うと商売にならないからね』



死｢逃げたな。｣



『(^ω^;);););)』



死｢まぁでもお前の考えは中々良いな｣


『でしょ』




原作まんまやけどな…



死｢まぁ、ありがと。金は？｣




『今日はいいよ。その代わりさ、これから雄英関係の情報を私に頼まないでくれない？』


死｢情報屋の言うセリフかよ｣



『このままだとほんとにスパイになっちゃいそう』




お願い死柄木くん


うん。と言って…









死｢…嫌だ。仕事と私事の区別くらいつけろ。ガキかよ。｣


『嫌って…』




なんとなく分かってた…






でも
この世界で情報を売って生きるって決めたのは私









死｢ロク、お前名前は｣









『A』









死｢Aな、また来る｣









『うん、また…死柄木くん』









私はほんとにヒロアカの世界に来て良かったのだろうか



雄英に入学してよかったのだろうか




大好きなかっちゃんや相澤先生に迷惑をかけることになるんじゃ無いだろうか







死｢なに辛気臭い顔してんだよ｣




『私ここに来て良かったのかな』




死｢良いんじゃね。少なくとも俺らは助かってるからな｣




『私のせいで雄英が苦しむのは辛い』




死｢じゃあ情報屋辞めろよ｣




『辞めたら生計が…』




死｢…ﾊｧ何うじうじしてんの？Aらしくもない｣




『…』


泣きそう


入学して1日でこんなに罪悪感あるなんて


これから生活出来んのかな




『…うっ…うぅ…』


死｢ちょっ、泣くなよ｣







藁にも縋りたい思い





人肌が恋しくてたまらない



寂しい


お母さんに会いたい


友達と話したい









帰りたい

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