【ヒロアカ】やくそくごと【切島鋭児郎】

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『ﾊﾟｧｧｧｧ』



目の前に広がるスイーツ



ティラミスにガトーショコラ
シフォンケーキやマカロン
アイスだってある



『すごいね！鋭児郎くん！』


まるで遊園地に来た気分


切｢そだな！Aが喜んでくれてよかったよ！｣


『うん！ありがとう！』


切｢ま、感謝するなら芦戸にだけどな。｣

『明日お礼言う！』


切｢おうおう、好きなの取ってこいよ！俺ここで荷物番してるからさ｣



『鋭児郎くんの分も取ってきてあげるね』



切｢ん、サンキューな｣









何がいいかなぁ？





あ。アイス！






チーズケーキもある！！


タルトだ！









切『Aおかえり…って』




『取りすぎたかな？』



目の前に広がるスイーツの山は
とても2人で食べ切れる量じゃない



切｢取りすぎだろ！｣



『全部美味しそうだったから…』


切｢残らないよう頑張ろうな？｣




ポンと私の頭に手を置く鋭児郎くん


私鋭児郎くんに頭撫でられるの好きだなぁ



切｢///こういう場所でそういうこと言わない！｣



『口に出でた？』



切｢バッチリ出てた｣



『…恥ずかしぃ』








切｢っしゃ！くうぞ！せっかくAが取ってきてくれたんだしな！｣



『うん！がんばろう！』









最初こそ、

美味しいねだったり、おかわりしたいだなんて会話があったけど



切｢…｣


『…』



無言で食べ進めてる



やっぱり取りすぎちゃったよね…
大食い選手が食べるような量だよ



『鋭児郎くん大丈夫？』


切｢割と限界…｣



鋭児郎くんのおかげでだいぶ少なくなった
残ってるのはマカロンとか小さいタルトとか
一口サイズのものばかり



『後は任せて！鋭児郎くんは休んでて！』



切｢あとは…任せた…ぞ…｣


そう言って机に伏せた鋭児郎くん

だいぶ無理したんだろな…




『よし！食べるぞ！』









____________当分甘い物は食べたくない



『…うぅ』


切｢大丈夫か？って大丈夫じゃないよな｣


さっきまで項垂れてた鋭児郎くんはすっかり元気になってた。タフだなぁ…



それに比べて私は…


『ごめんね鋭児郎くん、せっかくのスイーツバイキング…楽しくなかったよね…』



切｢何言ってんだよ！Aと一緒に居られたんだ。楽しいとか楽しくないとか関係ねーよ！｣




…涙出そう




切｢だからそんな泣きそうな顔すんな？｣



ギュッと抱き締めてくれる


切｢俺はお前と居られたらそれで十分だから…な？｣

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