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『……なにしてるの!?峰田くん!!上鳴くんびちゃびちゃだよ!?』
上「うぇ〜い」
切「起きた」
上「ハッ俺は確か…美女に微笑まれて…そうだ!気を失って…」
峰「そんで上鳴を切島が担いで俺は時崎に抱っこされたけどなぁぁ??」ドヤァ
上「はぁ??おま峰田ずるいぞ!!」
『まぁまぁ、上鳴くんも起きたんならよかった』
『早く教室行こう?次は確か英語だよ遅刻は現金』
上峰「はぁーい」
切「上鳴、峰田わりぃ先行っててくんね?俺Aに用事あんだわ」
上「」
峰田「」
「「リア充はァァ爆発しろぉぉぉ!!!」」
彼らはダッシュで教室に向かった。
泣きながら。ダッシュで。
『大丈夫かな…。鋭児郎くん。話って?』
切「その…ちょっと時止めてくんねぇ?」
『??いいよ?』
私の個性は時間操作
時を止めたり加速させたりできる。
けどそれは自分自身にしか適用出来ない。
相手に生身に触れてたら別。
相手も私と同じ時間を共有できる。
そっと鋭児郎くんの手を握って時を止める。
『どうしたの?』
瞬間また鋭児郎くんの匂いに包まれた。
『!??』
切「俺、久しぶりにAに会って…話したいこととかいっぱいあって…でも、峰田とか上鳴が居てあんまし話せなかったから…」
『あぁ、確かに…。それで話したいことってのは?』
切「……その。」
『??』
切「ちっさい頃からずっとAのこと好きなんだ…。守ってやりたかったのも好きだったからで、でもAは転向して、他の誰かを好きになるんじゃないかって不安になって…」
『…他の誰かを好きになんて…なるわけないよ。私はずっとずーっと鋭児郎くんのことが大好きだから』
切「…!!…A」
『ん?』
切「俺、お前のこと一番近くで守ってやりてぇ…」
『うん』
切「俺と付き合ってくれませんか?」
どこまで?って聞くほど鈍感な訳じゃない。
『ありがとう。よろしくね鋭児郎くん』ニコ
また笑う
切「…ッッあぁ、ぜってー守ってやるからな!」
太陽みたいにキラキラした笑顔で君は言った
『うん、"やくそく"』
切「おうよ!!!」
時が進んでないのをいい事に
私たちは少しだけ…二人の時間を楽しんだ。
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無気力に自信が有る人 - 可愛い過ぎます〜!面白かったです! (2022年2月2日 15時) (レス) @page33 id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
sei(プロフ) - しるくちゃん。様 面白かったなんて...キュンキュンしたなんて!!勿体なきお言葉...番外編書くとか言いながらネタが尽きて完結したアホです←しるくちゃん様の言葉を励みにしてこれからも頑張って行きたいと思います!最後までご覧頂きありがとうごさいました! (2019年8月2日 23時) (レス) id: 9d02b07e2e (このIDを非表示/違反報告)
しるくちゃん。 - 初コメント失礼します……!とっても面白かったです!完結してしまいましたが本当にキュンキュンしました。ありがとうございました……! (2019年8月2日 19時) (レス) id: 9daa06b65f (このIDを非表示/違反報告)
sei(プロフ) - ハク様 ヒーロー科ではなく同じクラスでした..。ご指摘感謝致します。先程修正して参りました。 (2019年7月14日 21時) (レス) id: 13fea07351 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 物間もヒーロー科のはですが違うという設定でいくんですか? (2019年7月13日 16時) (レス) id: d970a11aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sei | 作成日時:2019年7月11日 20時