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そらるside
ま｢天ちゃんがAちゃんの手を取ってどっかに走っていったみたい」
どういうつもりだ天月…
ふざけるな…
そ「くそっ」
やっぱあの時止めておけばよかった…
天月だからって、大丈夫だって思ってたのに
そ「はぁはぁ…」
告白でもするのかな…
天月のことだから、ロマンチックにするんだろうな…
俺はちゃんとAのこと考えてやれてただろうか
もしかしたらもう…Aは天月の方が好きなのかもしれない…
そんなことを考えれば考えるほど自分が嫌になってくる
せっかく捕まえたんだ
ずっと前から見てきたAのこと
やっと自分のものになって誰よりも幸せにしようと決めてたのに…
本当は、Aが人生のどん底にいたあの日よりも前からAのことを知っていた。
いつかのLIVEでAのことを見つけた日から
ずっと俺の方がAのことを追いかけてた
やっとやっとの思いで…
そ「まふ！」
ま「あ！そらるさん！」
そ「はぁはぁ…あっあま、はぁはぁ…天月たちは？」
セ「あっちの方に行ったけど？」
そ「ありがと」
ま「ダメですよ？もう放ったらかしにしたら」
そ「わかってる」
ﾀｯ
セ「そらるさん間に合うといいな」
ま「大丈夫でしょ……多分」
セ「多分とか言うなよ笑」
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作者名：ＳＥＩ | 作成日時：2020年2月9日 18時
