【unei】チート少女の苦労話

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起きたら保健室のベッドにいた件。腕は包帯で巻かれているから、治療はされたのだろう。なら、疲れていた治療された後寝てしまったのか。

てことは、ぐちつぼさんも?

隣のベッドのカーテンを少し開けて見てみる。ぐちつぼさんが居る。カーテンを閉じる。ベッドに戻る。

どうしようか。先生も居ないみたいだし。勝手に出てもダメだよな。

保健室に男女2人何も起きないはずもなく…まあ、起きないんですけどね。

なんて、考えていると隣から物音が聞こえてくる。起きたのだろうか。

するとカーテンが開く。ぐちつぼさんが見ている。挨拶しとこうか…

『Good morning!(発音よく)』
gt｢え?ぐ、Good morning(こちらも発音良く)｣

ぐちつぼさんが言い終わるとほぼ同時にドアが開く音がする。そして、話し声が聞こえる。保健室では静かにしてくださーい。

rd｢えーっと。2人とも起きてるー?｣

『あ、起きてるよー』
gt｢あ、おう｣

返事をするとカーテンが開こうとしたが、叩かれたような音がして、また閉まった。

rd｢いっっった!｣

ru｢おい!ぐちつぼは男だからいいけど、Aちゃんは女の子なんだからな?!一言、声かけるぐらいしろよ!｣

md｢らだおくんウルサ…｣

cn｢Aちゃーん。開けても大丈夫?｣

『大丈夫だよーw』


ky｢体とかは大丈夫なんか?｣

『うん。だいぶ寝たし、魔力も回復したよ』

ky｢なら、良かったわ｣

話しているとだんだん騒がしくなっていく。途中で、前を通ったらしい先生に怒られ静かになった。

rd｢あー、Aとぐちつぼは自己紹介してないししちゃえば?｣

『あー、そーだね。昨日ぶりですが、暁 Aです。よろしくお願いします』

gt｢俺はぐちつぼ。らっだぁの幼馴染み。よろしく。あ、敬語じゃなくていいっすよ｣

『じゃあ、タメで。よろー』

らっだぁの友達か… 仲良くなれたらいい＿

gt｢てか、昨日ぶりって?俺ら初めましてでは?｣

あんなに刺激が強かったんだ。忘れるはずはないだろう。つまり、昨日の記憶が無いのか?

『え、昨日一騎打ちしたよな?』

gt｢は?んな事してねーぞ｣

どんどんわかんなくなっていくのだが。

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