番外編 メリークリスマス ページ22
かぐや「あ、あの...！我儘言うつもりは無かったんです。だけど...、まだ...帰りたくない、です！」
轟の服をぎゅっと、握って大きなかぐやの瞳は揺れていた。
轟「そうか...。なら、あれ乗るか？」
と、轟が指差した場所は観覧車。
かぐや「いいんですか？」
轟「時間が過ぎちまったら、一緒に怒られような。」
ぽんっと、かぐやの頭に手を乗っけた。その手の暖かさにかぐやは目を細めた。
観覧車に乗り、ゆらゆらと揺られて行った。
観覧車の窓から街並みが見えた。イルミネーションや建物の明かりが凄く綺麗に見えた。
徐々に上へと登って行き、かぐやは轟の方へ目を向けるとじっと、轟はかぐやを見ていた。
かぐや「焦凍君？」
轟「やっとこっち向いた...。夜景ばっか見て全然構ってくれねぇから嫉妬した。」
かぐや「すみません...。観覧車に乗るの初めてで。」
轟「そうだったのか？なぁ、そっち行ってもいいか？」
かぐや「は、はい。」
轟は立ち上がってかぐやの方へ行こうとした瞬間____
ガコンッと、観覧車が揺れ轟はかぐやに覆いかぶさる形になった。
かぐや(近い....！)
轟「....っ。」
ちゅっ
かぐや「...へ？」
突然轟にキスを落とされて赤面していた。
轟「もっとキスしたい...。駄目か？」
なんて、座り直してかぐやの顎をくいっと、手を添えた。熱っぽい視線を向けられ拒否など許さないと言わんばかりの雰囲気だった。
かぐや「.....。」(コクン)
轟「ん。」
それから、甘い口付けを交わし見事に門限を超え相澤とオールマイトにこっ酷く説教を喰らったのは言うまでもない。
部屋に戻った2人はぐったりとしていたが、クリスマスの聖なる夜に2人は甘い甘い時間を過ごしたとさ。
メリークリスマス！！
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藍原 葵(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいっ！！これからも頑張ります。 (2021年1月3日 0時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いつも通知が来る度にわくわくしながら読んでます！かぐやちゃんが彼岸主眼使ったシーンを読んだ瞬間鳥肌が立ちました！これかも応援しています！！これからの続編楽しみにしてます!!! (2021年1月2日 23時) (レス) id: e111158bc9 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - Nanaimoさん» はわわ〜。最高だなんて！！嬉しいっ。 (2021年1月2日 13時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
Nanaimo(プロフ) - 最高です(￣ー￣)ｂｸﾞｯ! (2021年1月2日 13時) (レス) id: 2893ad01bf (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - Nanaimoさん» コメントありがとうございます！嬉しい〜。投稿頑張ります！！ (2021年1月1日 17時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年12月16日 16時
