47話 ページ2
しのぶside
私は任務の帰りに、蝶屋敷の前で倒れている蜜奈さんを見つけて直ぐ治療をしました。
蜜奈さんの過去は、竈門君に聞いていたので知っていました。
でも、蜜奈さん本人から聞くのと全く重みが違った
どれだけ苦しみを受けてきたのだろう。
どれだけ悲しかっただろう。
大好きな家族全員に信じてもらえない悲しみを蜜奈さんは知っている
初めて蜜奈さんが、蝶屋敷に来た時の事をよく覚えています。
小さな痩せ細った身体に、数え切れないほどの傷や痣が沢山あった。
見ただけで怒りが爆発しそうになったのは初めてでした。
愛美さん、貴方はどれだけ残酷な人なんですか?
亡くなっているとは言え、許される事ではありません。
愛美さんがしてきた事は鬼と同じですよ......
人の幸せを奪い、感情を無くさせ笑顔を奪うなんて許される事では無いです。
竈門君だってもう少し、蜜奈さんの話を聞いてさえいれば、こんな事にはならなかった筈ですよ
でも、竈門君は私の夢を託させてくれた優しい人だと知っています。
その優しさが仇となって、蜜奈さんを苦しめる事になってしまった
蜜奈さんは、姉さんの仇を討つのを手伝うと言ってくれた。
相手がどんな、力を持つ恐ろしい怪物かも知らないのに
私だったら絶対足がすくんでそんな事言えませんよ。
まだあんなに小さな身体の蜜奈さんが、決意を決めて言ったくれた一言なんです。
だから、それを信じてみようと思った
姉さん。絶対に仇は打つから
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藍原 葵(プロフ) - 和凛さん» 丁寧なご指摘ありがとうございます。直しました。壱ノ型の私の作品での間違いを確認しましたが、円舞になっていました。もし、間違っていましたら何話か教えてくださるとありがたいです。 (2021年5月16日 22時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
和凛 - 2つの間違いあります。壱ノ方 炎舞ではありません。円舞です。85話所に、日の呼吸参ノ型ですよ?日の呼吸参加ノ型になっています、訂正して下さい。停止しているので、無理でしょうね。 (2021年5月16日 20時) (レス) id: aabcab5ba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍原 葵 | 作成日時:2020年11月10日 16時