２９８話 ページ48
サー「死穢ハ斎會は以前、許可されて居ない薬○の捌きをシノギの１つにして居た疑いがあります。
そこでその道に詳しいヒーローに協力を申請しました。」
ファット「昔はゴリゴリにそういうんぶっ潰しとりました！そんで先日の烈怒頼雄斗デビュー戦！！今までに見たことない種類のモン環が撃ち込まれた！個性を、壊す“クスリ”で。」
その言葉に皆んながざわつき始めた。
通形「え？！環大丈夫なんだろ？」
天喰「あぁ...寝たら回復したよ。見てくれこの立派な牛の蹄。」
通形「朝食は牛丼かな？！」
安心したような顔をしていた。どうやら、回復し致命傷にはならないらしい
個性を一時的に消す事の出来る相澤とは、違う物みたいだ。
ファット「環が打たれた直後、病院で診て貰ったんやが、その個性因子が傷ついとったんや。
幸い今は自然治癒で元どおりやけど。」
サー「その撃ち込まれた物の解析は？」
ファット「それは環の身体は他に異常なし！ただただ個性だけが攻撃された！
打った連中もダンマリ！銃はバラバラ！弾も打ったきりしか所持してなかった！
ただ...切島君が身を挺して弾いたお陰で中身の入った一発が入ったちゅーわけや！」
かぐや「切島君の個性のお陰で入手出来たと...。言われてみれば、切島君の個性は打って付けですね。」
ファット「そしてその中身を調べた結果、ムッチャ気色悪いモンが出て来た。
人の血ィや細胞が入っとった。」
かぐや「.......っ！！」
かぐやや、他のインターン生が顔を青ざめた。
かぐや「そんな...まさか、その薬個性で作られたって事ですよね？天喰先輩の個性が一時的に消えていた訳...ですから...。」
震えるような声でかぐやは、そう言った。
そのクスリとも、死穢ハ斎會の組織の人達が関わっており、さっきより一層かぐやの顔は青ざめていった。
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年11月9日 17時
