オールマイトの娘は毒使い7 (ページ3)

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２５５話ページ3

かぐやは履いていたスカートの裾をぎゅっと握って

かぐや「その敵の名前は知っています。ですが、皆さんその敵を探さない殺さないと、約束してくれますか？」

麗日「殺すなんてヒーローを目指してる私達がする訳ないけど...、何で、探しちゃダメなん？」

かぐや「危険だからです。私も長年調べていますが全く、手掛かりがない上にその敵は頭のいい人間だからです。」

轟「じゃあ、かぐやも危ないんじゃ...。」

かぐや「ええ、かなり危ない橋を渡って居るでしょうね。私の他に、オールマイトやナイトアイさんグラントリノさんも調べて居ますが、全く手掛かりが無い。」

緑谷「そんな.....っ！オールマイトや他のプロヒーローが探しても見つからないなんて....！」

かぐや「それ程、厳重なんですよ。
その敵の名前は______『治崎廻』と、言う男です。」

敵の名前を言ったかぐやは、全員見た事ないような顔をしていた。殺意の篭った暗い顔をしていた。

轟「その治崎って男と、かぐやは何か喋ったりしたのか？」

かぐや「喋りましたよ.....。」

八百万「何を喋ったんですの？」

かぐや「母が襲われてから、治崎は

_____お前の父と母も愚かだ。素直にお前を渡していればこんな事にはならなかったのに。お前の血と個性を使えば、個性を無くす事が出来るのに

って.....！！！私の父と母は、私を守る為に戦ったのにそんな事言うなんてって思いました。

だから、

『私のお父さんとお母さんを返せっ！！私はあんたの為なんかに個性は使わない。お父さんとお母さんと約束....したから。』

って、答えました。」