オールマイトの娘は毒使い7 (ページ17)

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２６８話ページ17

通形「全身個性発動すると、俺の身体はあらゆるものをすり抜ける！あらゆる！すなわち地面もさ！」

麗日「あっ、じゃああれ....落っこちてたって事？」

通形「そう！地中に落ちる！そして落下中に個性を解除すると、不思議な事が起きる。

質量のあるものが重なり合う事は出来ないらしく...弾かれてしまうんだよね。

つまり俺は、瞬時に地上へ弾き出されてるのさ。これがワープの原理。身体の向きやポーズで角度を調整して弾かれ先を狙う事が出来る！」

芦戸「？ゲームのバグみたい。」

頭にクエスチョンマークが浮かぶが、やはり通形はすごい生徒だという事だ

最後に通形から、1年生に向けて言葉を送り拍手喝采が巻き起こった。

そして通形はかぐやの方に向かって来た

通形「かぐやちゃん！久し振りなんだよね。職場体験振りだね！」

かぐや「通形先輩。お久し振りです...。」

と、礼儀正しく一礼をした

通形「いいよいいよ。そんな堅苦しく挨拶しなくても。あっそちらが、かぐやちゃんの彼氏の....。」

轟「轟焦凍です。」

通形「存じてるんだよね！かぐやちゃん。イケメンな人と付き合ってるんだね！」

かぐや「は、はい.....。」

また、かぐやはボフッと赤くなった

轟「“かぐやちゃん”？」

下の名前で通形が呼んでる事に気に食わなかった轟は、ムッとした顔をしていた

通形「いや。親しみを込めてだよ！職場体験できっと、緊張してると思ったんだよね！あっ。もう着替えに行かないと。じゃあね！かぐやちゃん！」

かぐや「はいっ。」

通形はそのまま体育館から出て行った。