１７８話 ページ5
かぐや「出久君....焦凍君達の前って誰でしたっけ？」
緑谷「確か、常闇君と障子君！！」
すると、敵が現れた。
敵との足元には斬られた手が落ちていた。
何かを言った後、敵はこちらを向いた。
爆豪「交戦すんなだぁ？！」
と、爆豪はまた半ギレ状態となった。
交戦するなと言われても、戦闘せざる終えない状況だった。
轟が氷結で攻撃を避けるが、敵もそれに対抗してくるからキリが無い。
再び頭に、マンダレイの声が頭に流れ込んでくる。
マンダ「A組B組総員、戦闘を許可する！」
爆豪「ンな事言われるまでもねぇーわ！！」
かぐや「やっぱり私も....！」
かぐやは、刀を握りしめると
轟「かぐやお前はまだ身体が本調子じゃねぇだろ。守らせろよ！」
緑谷「そうだよ。僕達だって戦えるんだよ。」
そしてまた、マンダレイの声が聞こえた。
マンダ「敵の狙いは一つ判明！生徒のかぐやちゃん、それと爆豪君！
爆豪君とかぐやちゃんはなるべく戦闘を避けて、単独では動かない事！！分かった？！2人とも。」
爆豪「戦えっつったり、戦うなっつったりよぉ、あ”ぁあ？」
轟「かぐや。手離すんじゃねぇぞ！！」
かぐやは、轟の首に回していた腕の力を強めた。
かぐや「すみません。私、お荷物になってますよね......。」
轟「そんな事ねぇ。絶対今度こそは守るから。だから、そんな事言うな！」
かぐや「は、はい。」
それからも、襲い掛かってきた敵との戦闘は続いていた。
かぐやは、何も出来ない事への怒りとあるが辺りを見渡していた。
今ここで、火を放てば燃え移りする。奥の方へ進んでもまだ毒ガスが充満している。
かぐや「.........っ。出久君、この毒をあの敵に刺せますか？」
と、小さい毒の入ったカプセルを手渡した。
緑谷「なんとか......っ。やって見るよ！」
かぐや「ありがとうございます！」
かぐやが、緑谷に手渡した毒はいつまかぐやが使っている激痛により個性を一時的に無個性にさせる毒が入っていた。
轟「お前まさか、個性を？」
かぐや「いざという時に、作っておいた物です。持っていて良かった。」
緑谷は、なんとか襲い掛かって来た敵の口にカプセルを投げ込む事に成功した。
上手いこと飲み込んだ為、敵は苦しみ始めた。
その瞬間、轟が氷結で拘束しなんとか敵を倒す事が出来た。
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年9月19日 12時
