オールマイトの娘は毒使い５ (ページ25)

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番外編1（続き）ページ25

ゲームの内容は、風船を空気入れの管にはめハンドルの様な物を上下に降ろす。そして、風船が大きくなった風船が爆発したら、爆発させた人が負けと言うもの。

決していかがわしいゲームでは無かった。

葉隠「さぁて、言い出した私からだね！じゃあ......。」

シコッシコッと、音を鳴らして風船を膨らませた。

葉隠「ハイ次ー！！」

と、言って次の人に交代させた。順々とかぐや
の番になった。

その段階でも巨大化し始めていて、爆発しないか少し心配だが、かぐやは一切顔には出さなかった。

かぐや「全く。こんなのの何処が怖いんでしょうか......。」

と、ハンドルを握った瞬間思った。

ゆっくりかぐやは、ハンドルを上下した。が、案外怖いもので数回やったら

かぐや「は、ハイ次！百さん。」

と、交代させた。

轟の方へ向かいかぐやは、轟の背中に隠れた。

轟「かぐや？どうしたんだ？」

かぐや「決して風船が割れるのが怖いとかじゃ無いんです。でも、爆発して欲しくないのでっ！」

轟「そうか.....。」

轟は、かぐやに少し頼られ嬉しくて頰を緩めた。

順々と終わって行き、爆豪の番になっていたが、爆豪は自分が立っていた場所から離れようとしていない。

もしかして、怖いのでは？とかぐやは思い爆豪に近づいた。

かぐや「次、爆豪君の番ですよ？」

爆豪「わーってるわ。」

かぐや「だったら何で行かないんですか？あっ、もしかして怖いんですか？」

爆豪「怖くねーわ！クソがッ！」

切島「かと言って動かねぇじゃねぇか。」

かぐや「怖いなら仕方無いです。爆豪君なら簡単に30回は出来ると思ったんですけど。怖いならしょうがないですね。私は出来ましたけど。しょうがなーい。しょうがなーい！」

と、かぐやは爆豪の肩をポンポンと叩きながらニッコリ笑ってそう言った。

爆豪は、怒りが頂点へと達し爆発を起こした。

爆豪「あ"あ"ぁぁ？？出来るわ！当然だろ！クソがッ。死ね！50回はやってやるわッッ。」

切島「嘘だろ......。」

爆豪は、本当に50回やってのけた。爆発はしなかったが。

緑谷(か、かぐやさん.....。恐るべし！)

と、緑谷は改めてかぐやの恐ろしさを知った。