オールマイトの娘は毒使い５ (ページ18)

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１９１話ページ18

黒い液体に飲まれた2人は、先ほどとは違う場所に送られていた。

爆豪「ゲホ....ゲホ...。おい、毒女！大丈夫か！？」

かぐや「ケホ...ッ。大丈夫...です。爆豪君、怪我は？」

と、爆豪の頰にかぐやは触れた。かぐやは、勿論無意識で触れた。

爆豪「.....っ。ねぇわ！！」

と、頰を赤く染めそっと離れた。

爆豪が赤くなるのも無理もない。かぐやの今の姿を見れば世の男性もイチコロだろう。

かぐやの艶やかな長い髪が濡れ、轟に着せてもらったパーカーはチャックを閉めていなかった為、タンクトップの隙間から胸も少々見えていた。

そして、たった今恋に落ちた人を抱き締めていたのだから。

かぐやは、頭にクエスチョンマークを浮かべていた。

が、すぐかぐやの整った顔は怖い顔になっていた。

爆豪もかぐやの、目線に合わせるとマスクを被った黒ずくめの男性が立っていた。

かぐやは、怒りと憎悪に染まった様な目を向けながら今にも、爆発しそうなその感情を制御しようとしていた。

オール「久し振りだね、毒宮かぐやちゃん。」

かぐや「何で....っ。貴方が此処に...？貴方
のせいでお父さんは！！」

爆豪は、何の事だかさっぱりだった。