１３３話 ページ48
かぐや「あの、焦凍君？そろそろ離してください。」
轟「やだ。」
先程、かぐやが轟を抱き締めてから轟は、ずっとかぐやを後ろから抱き締めていた。
かぐや「赤点取りますよ？」
轟「範囲の所は全部覚えた。」
かぐや「そうなんですか。でも、勉強しにくいです。」
轟「職場体験でのかぐや不足の穴埋めだ。かぐや、シャンプー変えたか？」
かぐや「よく分かりましたね。」
かぐやの首に顔を近づけながら、スンスンとかぐやの匂いを嗅いでいた。
かぐや(近い....です。それに心臓の音が五月蝿い〜。)
耳まで赤くしたかぐやに、轟は気づきカプッと耳を甘噛みした。
かぐや「んっ.....。何してるんですかっ！！」
轟「何ってかぐやの耳を噛んだだけだ。」
かぐや「ストレートに言わないで下さい。変な事するなら離れて下さいっ。私まだ、勉強終わってません！」
轟「勉強なら後ででも出来る。」
そう言い、かぐやからシャーペンを奪い取り床に縫い付けた。
かぐや「何するつもりですか？」
轟「何って、不足してたものを充電するだけだ。」
かぐや「〜〜〜〜っ。私達、ヒーロー志望である前に学生ですよ？」
轟「学生でもやるだろ。」
かぐや「やりません！離れて下さい。」
轟「断る。」
轟は、かぐやのネクタイをほどきブラウスのボタンを外し始めた。
かぐや「なっ......！！ダメです。」
かぐやは、轟の手を掴んで抵抗するが直ぐに手を拘束されてしまった。伊達にかぐやもヒーローは目指していない為かぐやにも握力はそれなりにある。
けど、こういう時改めて轟が男なんだと実感する。
すると、首筋の方がチクッという痛みが走った。
かぐや「........っ。何しました？」
顔を真っ赤に染めて聞くと
轟「さぁな。」
いやらしく微笑む轟に怒りを覚えるが、かぐやだって決して寂しくなかった訳では無い。だから、これも簡単に許してしまうのだろう。
かぐや「変な所触らないで下さいっ。ひゃあっ.......ぁ......ん....んぅ。」
轟「かぐやお前、耳弱かったよな？」
ペロッと、耳を舐められ背筋がゾクっと反応するが睨んでも轟には、興奮材料にしかならなくて、かぐやは頭を悩ませていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍原 葵(プロフ) - nekonatsu6さん» お返事遅くなってすみません！！シュウくん格好いいですよね！！ (2022年3月17日 20時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - 私もディアラバめっちゃ好きです！私はシュウ推しです！あぁ尊い! (2022年2月14日 12時) (レス) @page26 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - ひまりさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります。 (2020年9月1日 16時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - 読んでいてワクワクが止まりません！物作りは大変だと思いますが応援しています！ (2020年9月1日 8時) (レス) id: 04843deb6b (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！更新頑張ります。チョコヴァンの雪君、最高ですよね。あぁ、尊い！！ (2020年8月29日 23時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年8月22日 14時
