１０４話 ページ14
かぐやは行成、轟の両頬を片手でガシッと掴んだ。
轟「か、かぎゅや？いひゃい。(か、かぐや？痛い。)」
かぐや「焦凍君。私の事をちゃんと叱ってくれた事感謝しています。
でも、１つ忘れて居ませんか？私、まだ怪我完全に治っていないんですよ？」
轟「あっ......！！」
かぐや「あっ！じゃありません。頭の方の包帯まだ取れてないのによくもまぁ、殴ってくれましたねぇ？
私は、怒っているのではありませんよ？先程の反応を見て忘れて居たと認識してよろしいでしょうか？」
と、真っ黒い笑みをお見舞いした。
先程の、涙溢れる会話とは程遠くなってしまっていた。
取り敢えず、かぐやは掴んで居た手を離した。
轟「かぐやが、今日学校に復帰したのがうれしくて、忘れちまってた。本当に悪りぃ。」
かぐや「悪りぃ。じゃ済みませんよ？よりによって、顔ですよ？付き合いたての彼女の頰をばっちり殴りましたよね？
確かに、私も変な事を言ってしまったことについては反省して居ます。
でも、直ぐに冷やしてくれたので許します。」
轟「本当に悪りぃ。腫れちまってる。」
轟は、もう分けなさそうな顔をした。
かぐや「本当ですよ？力の加減を覚えて下さいね。世間で言うDVですよ。全く。毒で治すので手、焦凍君も離していいですよ？」
轟は、かぐやにお説教を喰らっている間も個性を発動し冷やし続けて居たのだ。
轟「あぁ。治せるのか？」
かぐや「私の個性なので、軽傷程度なら治せます。」
轟「すげぇな。お前の、父さんと母さんの個性って何だ？」
かぐや「父が薬で、母が治癒です。」
轟「だから、治癒も少し出来るのか。」
かぐや「と言っても、完全に治ったわけではあ
りません。治るのに、1日掛かります。ほら、腫れが引きましたよね？」
轟「本当だ！」
かぐやは、轟と話しながら自分の頰に手を当て個性を発動させ治したのだ。
轟「でも、腫れは完全には治らねぇのか？」
かぐや「朝には、腫れは完全に引いていると思います。」
轟「良かった........。」
轟は、ホッとしたような顔をした。
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藍原 葵(プロフ) - nekonatsu6さん» お返事遅くなってすみません！！シュウくん格好いいですよね！！ (2022年3月17日 20時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - 私もディアラバめっちゃ好きです！私はシュウ推しです！あぁ尊い! (2022年2月14日 12時) (レス) @page26 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - ひまりさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります。 (2020年9月1日 16時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - 読んでいてワクワクが止まりません！物作りは大変だと思いますが応援しています！ (2020年9月1日 8時) (レス) id: 04843deb6b (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！更新頑張ります。チョコヴァンの雪君、最高ですよね。あぁ、尊い！！ (2020年8月29日 23時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年8月22日 14時
