９２話 ページ2
入院服に着替えたかぐやは、ベッドに寝転がり始めた。
かぐや「焦凍君の、お母さん優しい方でしたね。」
轟「あぁ。」
かぐや(拗ねてますね？これは！)
かぐや「焦凍君。拗ねてます？どうして、こっち向いてくれないんですか？」
轟「拗ねてねぇ。」
かぐやは、轟の顔を両手で掴み無理矢理かぐやの方に向けた。
かぐや「一体何に拗ねてるんですか？」
轟「だって、かぐやの気持ち分かってたつもりだったのに、まだ辛い思いさせてたんだって思っちまって。」
かぐや「そんな事ですか。私なら平気です。あんな気持ちになるのは日常茶飯事なので。」
轟「だからって、その気持ちを吐き出せねぇのはダメだろ！けど、その悩みを俺じゃなくて母さんに打ち明けてたのが悔しかっただけた。」
轟はかぐやから、目を逸らした。
かぐや「確かに溜め込む所は私の悪いところかもしれませんね。」
轟「正直、迷ったんだ。」
かぐや「何がですか？」
轟「母さんの病院にかぐやを連れてくのを。かぐやには、父親と呼べる人がいても「お母さん」って、呼べる人いねぇし一緒に行って辛くなるだけなんじゃないかって。」
かぐや「まぁ、羨ましいと思いました。でも、一緒に行ってよかったって思ってますよ。
羨ましいなんて感情は、邪魔だからいらないと思って忘れるようにしていたんです。
でも、あんなに幸せそうな焦凍君の顔を見て、もし、母が生きていたら父が生きていたら....と、考えてしまいました。」
轟「悪りぃ。辛かったよな.......っ。」
かぐや「でも、まぁ少し吹っ切れた気がします。」
轟「そうか.....。よかった......。」
少し悔しそうに笑った。
かぐや「................っ。」
かぐやは、無理矢理掴んでいた轟の顔に自分の顔を近づけてキスを落とした。
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藍原 葵(プロフ) - nekonatsu6さん» お返事遅くなってすみません！！シュウくん格好いいですよね！！ (2022年3月17日 20時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - 私もディアラバめっちゃ好きです！私はシュウ推しです！あぁ尊い! (2022年2月14日 12時) (レス) @page26 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - ひまりさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります。 (2020年9月1日 16時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - 読んでいてワクワクが止まりません！物作りは大変だと思いますが応援しています！ (2020年9月1日 8時) (レス) id: 04843deb6b (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！更新頑張ります。チョコヴァンの雪君、最高ですよね。あぁ、尊い！！ (2020年8月29日 23時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年8月22日 14時
