３話 ページ4
定時になり、かぐやは仕事を済ませ荷物を持って事務所を出た。
嗚呼、これから轟はかぐやからのお説教が待って居るのか.....。週刊誌の記者もメディアが面白いと思うように、写真をハメ撮りしている訳だが、事実確認を込めてのお説教だ。
重い足取りの中、かぐやは轟と一緒に住むマンションへと向かった。
「ただ今帰りました」
轟「お帰り！」
大好きなかぐやの帰り。1、2週間程会えて居なかったのだ。思わず轟は、抱き着こうとすると、かぐやに避けられてしまった。
轟「何で抱き締めさせてくれねぇんだ？」
と、不貞腐れたように言ってきた。
当たり前だ。というか、気づいて居ないのか？
かぐや「それは、ご自分の胸に手を当ててよぉく聞いてみればいいじゃないですか〜」
轟「え？」
かぐや「少しお話があるので、リビングに移動しましょう」
轟「....はい」
あまりの圧に轟はシュンとなり、かぐやの後ろに付いて行った。轟とかぐやは向かい合うように座り、かぐやは肝心なブツを新品のテーブルに叩き付けた。
かぐや「これは何でしょう？焦凍君、説明して頂けますか？」
轟「....は？何だこれ、知らねぇぞ」
慌てた様子だが、何か見覚えがあるらしい。
かぐや「これ、ハメ撮りだとは思いますけど、念の為、聞いておきますね。浮気してませんよね？」
“浮気”の2文字を強調させ、かぐやは真っ黒な笑みを浮かべて問い掛けた。その笑みに轟は背筋が凍るような思いをしたとか。
轟「してねぇ！断じてしてねぇ。俺はかぐやしか眼中にねぇぞ」
かぐや「だったら何故、こう言った写真が出回ったんです？というか、この方は誰ですか？」
轟「この人は、この前飲み会に参加してた人で酔っちまってたし、家知らなかったから、ホテルで休ませようとしてたら、こうなったんだ！」
かぐや「ほ〜う、成る程。では、何故腕組まれてるんです？」
次から次へと、出て来るかぐやの質問に轟は熱心に答えた。それと同時に、かぐやに嫉妬してもらえたと言う喜びを密かに轟は、感じていた。
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藍原 葵(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。嬉しいです！ 次回作も頑張らねばｯｯ (2021年5月12日 23時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 2日でこの作品見ました！とても面白かったです！ご苦労さまでした！ (2021年5月12日 22時) (レス) id: 8725c53e57 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - 優衣璃さん» リクエスト本当にありがとうございました！凄く嬉しかったです〜。次回作も楽しみにしていて下さい!！ (2021年5月11日 0時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
優衣璃(プロフ) - もしかして、やっぱり私のやつですか！？ありがとうございました！！焦かぐは相変わらずでしたね！綾凍君も出来て、OMもEVも親バカ+孫バカに…と盛り沢山でとても面白かったです！！次回作も楽しみにしてます！！長文失礼しました。 (2021年5月11日 0時) (レス) id: 5b9827d1cb (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - らむねさん» 次回作も読んで頂けると幸いです！頑張ります。 (2021年5月10日 20時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2021年4月17日 12時
