１４話 ページ15
あれから4年後________
かぐや「こらっ、綾凍！待ちなさいっ」
綾凍「わーー！！」
子供が産まれてから一軒家に引っ越した、かぐや&轟夫婦は賑やかな毎日を送っている。
かぐや「焦凍君、綾凍を捕まえて下さい。寝間着に着替えさせたいので」
轟「お、分かった」
お風呂に入れたばかりで、かぐやは綾凍を寝間着に着替えさせようと、苦戦して居た。
綾凍「ええー、折角ママと追いかけっこしてたのにぃ、パパに捕まっちゃった」
轟「パパは嫌いか？」
綾凍「うーん、ママの方が好きぃ」
かぐや「あらあら、嫌われちゃいましたね。焦凍君、綾凍を捕まえてくれてありがとうございます」
轟「....ん、」(シュン)
産まれて来た子供は完全ママッ子だったのだ。子供にかぐやが取られた気分で、毎日轟は嫉妬にやられて居た。
かぐや「はいっ、これでお終いね。明日は、おじいちゃんとデクお兄ちゃんと勝己お兄ちゃんが遊びに来る日よ？だから、早く寝なさい」
髪を拭いてやり歯磨きを済ませ、寝る準備は満タンだ。だが、
綾凍「やぁだ〜、ママと遊ぶぅ」
かぐや「ママは洗い物があるの。パパと遊んでおいで。じゃなくて、もう寝る時間よ」
綾凍「ええー」
ダメだ....。綾凍がぐずり出してしまった。小さいとは言えど、まだ眠くないのだろう。だが、時計の針は夜の9時を指している。
母親であるかぐやは、なんとしても寝て欲しい。そんな事を考えていると、
轟「ママを困らせたらダメだろ？パパが絵本読んでやるから」
綾凍「むぅ、分かったよ...」
轟「じゃあ、ママにおやすみしような」
と、綾凍の身長に合わせる為しゃがんで視線を合わせて、頭を撫でる轟の姿を見て、改めてかぐやも轟が父親なんだと自覚する。
綾凍「ママおやすみなさい」
かぐや「はい、よく出来ました！おやすみなさい」
優しく微笑んで、かぐやは綾凍のおでこにキスを落とした。轟が綾凍を抱き上げて子供部屋に連れて行った。綾凍とは、部屋別でかぐやと轟用の寝室があるのだ。
これにも色んな揉め事はあったが...。
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藍原 葵(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。嬉しいです！ 次回作も頑張らねばｯｯ (2021年5月12日 23時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 2日でこの作品見ました！とても面白かったです！ご苦労さまでした！ (2021年5月12日 22時) (レス) id: 8725c53e57 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - 優衣璃さん» リクエスト本当にありがとうございました！凄く嬉しかったです〜。次回作も楽しみにしていて下さい!！ (2021年5月11日 0時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
優衣璃(プロフ) - もしかして、やっぱり私のやつですか！？ありがとうございました！！焦かぐは相変わらずでしたね！綾凍君も出来て、OMもEVも親バカ+孫バカに…と盛り沢山でとても面白かったです！！次回作も楽しみにしてます！！長文失礼しました。 (2021年5月11日 0時) (レス) id: 5b9827d1cb (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - らむねさん» 次回作も読んで頂けると幸いです！頑張ります。 (2021年5月10日 20時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原 葵 | 作成日時：2021年4月17日 12時
