オールマイトの娘は毒使い〜Afters Story〜

１２話 ページ13

かぐや「び、びっくりです...」


休暇から1ヶ月以上は経って居たが、驚きの事実が発覚した。オールマイトに、かぐやを家に送り届けて貰いベッドに寝転んで居た。



轟「ただいま、かぐや体調悪いって聞いたぞ！」



息を切らしてドアを開ける轟の姿が目に移る。恐らく、かぐやが早退したと聞きてけて仕事を切り上げて来たのだろう。



かぐや「あっ、焦凍君...。すみません、今日は夕食作れそうにありません」



轟「無理に起きなくていい。俺が作るから問題ねぇ。それより、大丈夫か？」



かぐや「はい、あの...焦凍君...！落ち着いて聞いて貰えますか？」



轟「ああ？」



ゆっくり身体を起こして轟と目を合わせた。ぎゅっと、轟の手を握りながら



かぐや「妊娠....しまし、た」



轟「えっ...？本当か？かぐや」



かぐや「はい！焦凍君との子供ですよ」



涙交じりの潤んだ目で嬉しそうに、かぐやは微笑んだ。轟は思わず力一杯に、かぐやを抱き締めた。



轟「ありがとう！かぐや、すげぇ嬉しい」



かぐや「あはは、ずっと欲しいって言ってましたしねぇ...。あっ、でも色々な面で迷惑を掛けてしまうかもしれません」



轟「迷惑じゃねぇ...。一緒に頑張ろう、な？」



嬉しそうに轟も泣きながら笑った。
この笑顔の為なら、なんでも出来る。そうかぐやは思っていた。


かぐや「はいっ」



幸せに包まれる2人は甘いキスを交わした。

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