５２話 ページ10
かぐやは、一瞬で脳無に取り押さえられてしまった。
かぐや「.......っく。」
地面に叩きつけられ、相澤と同様に容赦なく、脳無は力を振るう。
かぐや「ぐぁぁあ......... っっあ”あ”ーーーーーー。」
かぐやの痛々しい叫び声は、建物全体に響き渡る。
手、脚は折られ顔も血だらけな状態のかぐやを、遠目で緑谷達は見ていた。
緑谷「かぐやさんっ！！！」
峰田「馬鹿。緑谷！お前まで。」
梅雨「そうよ。落ち着いて！緑谷ちゃん。」
その頃、敵連合のボスの元へ黒霧が現れる。
黒霧「死柄木弔。」
弔「黒霧、13号はやったのか？」
黒霧「行動不能には出来たものの、チラシ損ねた生徒がおりまして。一名逃げられました。」
弔「.............は？はー.......黒霧、お前、お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ......っ。」
ボリボリと弔は、自分の首を両手でかきむしる。
弔「さすがに、何十人もプロ相手じゃ敵わない。
ゲームオーバーだ。あーあ、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか。」
かぐや(帰るって言いました？そう簡単に帰るとは思えませんが.......。
それよりも、今脳無は私の返り血浴びてますね。仕方ありません。あの技を出す他、方法がありません。)
かぐやは、煙状に毒を放つ。
しかし、脳無はかぐやから離れ弔の方へ向かう。
かぐや(ちょっとしか、毒を摂取させていません。でも、さっき打った毒が効くといいのですが。)
弔「オールマイトもいないし、娘さんの方は、あのままにしとくか。
けどもその前に、平和の象徴としての矜持を少しでも......へし折って帰ろう。」
弔は、遠目から見てた緑谷達の方へ向かった。
かぐや「.........っだ...........め。」
だが、弔の動きが止まった。
弔「.......本ッ当、カッコいいぜ。
イレイザーヘッド。」
相澤は、とっさに個性を発動していた。
緑谷は、弔の動きが止まった瞬間を狙い、弔に個性を放つ。
個性を放たれたのは、脳無だった。
緑谷の、100%を食らっても平然とした顔をして脳無は立っていた。
また、脳無が緑谷達を襲おうとしたその時———
オールマイト「嫌な予感がしてね。
校長の話を振り切りやって来たよ。
来る途中で飯田少年とすれ違って、何が起きたかあらまし聞いた。」
その時の、オールマイトの顔はいつも市民に安心を与えるような笑顔では無く、怒ったような顔をしていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍原 葵(プロフ) - 時留さん» ほ、本当だ。ありがとうございます。 (2020年8月29日 15時) (
レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
時留 - 65話で治崎が、地崎になってますよ。 (2020年8月29日 14時) (レス) id: 877899f8a4 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - シバさん» wwwwww確かにぎゆしのっぽいですよね。書いてて思いました。 (2020年8月18日 13時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
シバ - やぁぁぁぁぁっとくっついたか!!やっぱりこの2人を見ているとぎゆしのがでてk(((更新頑張ってください！ (2020年8月18日 12時) (レス) id: 344258cf85 (このIDを非表示/違反報告)
藍原 葵(プロフ) - 紅花さん» ありがとうございます。イチャイチャシーンが徐々に増えてきますよぉー！ (2020年8月17日 14時) (レス) id: 1c76c161ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍原 葵 | 作成日時：2020年8月11日 18時
