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中間 side .
「
改めて全員揃って先生に呼ばれた日。
体調が落ち着いたしげと一緒に、
この前聞きそびれた
治療のことを教えてもらった。
医「脾臓というのは
血小板を蓄えておく臓器なんですが…、」
先生によると
しげはその脾臓というのが炎症起こしてて、
血小板を蓄えるどころか
死滅させてしまってるらしい。
ただでさえ血小板が作られへんしげに
それは致命的なこと。
だから脾臓ってのを摘出して、
血小板が減ってしまうのを防ぐねんて。
桐「それで、ちょっとはマシになるんですか？」
医「少なくとも今よりは、
出血する頻度も減ると思います。」
小「そっか…！ちょっとでも良くなるんなら、
受けるよなっ、しげ！」
重「ぉん…！」
少しでも治る道に繋がるならって、
その手術の話に
みんなの目に光が戻る。
けどそれもほんの一瞬で、
医「…ただ、リスクがあるのも事実です。
手術中にもし、大量出血が起これば…。」
�陝峙�こったら… どうなるんですか…？」
医「…ご想像通り、命を落とし兼ねません。」
それはつまり手術中に
出血多量で死ぬリスクもある、
そんな現実を突きつけられた。
重「……ちょっと、考えてもいいっすか。」
医「もちろんです。
皆さんで、よく話し合われてください。」
.
ええ話かと思いきや、
談話室を出た俺らの表情は暗かった。
手術するかしないか決める本人は
難しい顔して俯いとる。
「まあ… とりあえず今日はゆっくりしぃや。
答えは焦らんでも…… な？」
重「せやな…。みんなありがとうな！
聞いてくれて、…ありがとう。」
そんな風に無理に笑おうとするしげに
なんとなく感じてしまう距離。
支える存在ならなあかんのに、
気遣わせてるなあ…って。
.
神「なんかあったらまた呼んで？
いつでも来るし、話なら聞くから。」
重「うん。ほんまありがとうな。」
今日は一人にしたった方がいいやろうって
それはみんな思ってたみたいで、
しげを病室まで送ったあと
そのまま長居することなく部屋を出た。
藤「俺らが言ったらあかんかもやけどさ…、
つらい、選択肢やな…。」
小「ほんまに…。」
俺がしげやったら… どうするやろうか。
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カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫ってごめんなさい 全然大丈夫です！ですw 待ってます(^^) (2020年2月20日 15時) (
レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫です 風化させないためにも自分でもいつか書こうと思ってました(..) 不謹慎かもしれないけども、これからの展開楽しみ (2020年2月20日 14時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みぽちゃ涙 めっちゃ個人的な話だけど去年脳出血で同級生を亡くしたのでより感情移入してしまう(;_;) ←絵文字使えないのもどうにかしてほしいw (2020年2月20日 13時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - ツアー落選でした、、私の地域には来てくれそうにないので、、お話楽しみにしてます！！更新頑張ってください(*^^*) (2020年2月19日 0時) (レス) id: eb345b08d9 (このIDを非表示/違反報告)
ほなみ - ほんならまた… え、やばいです、繋がった…… ああああ(T_T)←語彙力 (2020年2月17日 19時) (レス) id: a19cc3a2a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年2月15日 21時
