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桐山 side .
しげの体調が良くないらしい。
そう聞いた俺たちは
最低限の身支度をして急いで病院に向かった。
久しぶりに入る病室は
前来た時よりもずっと静かで、
ベッドを見れば
しげは布団を深く被って横になってた。
「しげ…？寝てる……？」
そう聞いたら布団がもぞもぞ動く。
けど、そこから出てきたしげの目は潤んでて
ほっぺは可哀想なぐらい赤かった。
「久しぶり。ごめんな… 寝てた？」
重「うぅん… おきとった…。
からだ、だるくて、ねられへんねん…。」
そんなことを言うから思わず握った手は
熱いのに血の気が引いたように真っ白で、
それとは対照的に
目の下には薄っすらクマが出来てた。
.
「重岡は、どんな状態なんでしょうか…？」
淳太たちにしげを任せて
流星と神ちゃんと先生のところに。
初めてしげが倒れた時も、この3人やったな。
医「4,5日前から薬を新しい物に変えました。
熱は、その副作用です。」
「その薬って、どういう…？」
その時初めて聞かされた。
もう、しげの身体に合う薬がないこと。
輸血の点滴が効かなくなってること。
新しく始めた薬は
もはや無理やり命を繋いでるようなもんで、
結局その薬すら、しげの身体を苦しめてた。
神「そのこと…っ、本人は？」
医「以前目を覚まされてすぐ、お話しました。
これからのことも… ご存知かと思います。」
先生が言う�� これからのこと ��
それを聞かされた俺たちはもう、
何の言葉も感情も浮かんで来んかった。
.
藤「あいつらに、何て言おう…。」
神「それもやけど…
このままやったら、しげ…っ。」
「…とりあえず、戻ろか？
あいつらには、俺から話するから。」
Jr.の頃からしげとおる時間は
俺らよりもずっと長かった2人。
今日まで色んなところで頑張ってくれたけど、
さっきの話は相当
良くなるって、まだどこかで信じてたから。
これから悪くなる道しかないなんて、
そんなことは俺だって聞きたくなかった。
.
病室に戻ったら
目をギュッと閉じて苦しそうに眠るしげ。
その姿を見て、
今の状況が
果たしてしげにとって最善なんか…
そんなことを、初めて考えた。
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カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫ってごめんなさい 全然大丈夫です！ですw 待ってます(^^) (2020年2月20日 15時) (
レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫です 風化させないためにも自分でもいつか書こうと思ってました(..) 不謹慎かもしれないけども、これからの展開楽しみ (2020年2月20日 14時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みぽちゃ涙 めっちゃ個人的な話だけど去年脳出血で同級生を亡くしたのでより感情移入してしまう(;_;) ←絵文字使えないのもどうにかしてほしいw (2020年2月20日 13時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - ツアー落選でした、、私の地域には来てくれそうにないので、、お話楽しみにしてます！！更新頑張ってください(*^^*) (2020年2月19日 0時) (レス) id: eb345b08d9 (このIDを非表示/違反報告)
ほなみ - ほんならまた… え、やばいです、繋がった…… ああああ(T_T)←語彙力 (2020年2月17日 19時) (レス) id: a19cc3a2a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年2月15日 21時
