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2人が仕事に出かけた後、
俺と淳太で
寝室の汚れてしまった床を掃除した。
その間も、ずっと泣きっぱなしの望。
もう相当ショックやったらしく
その姿があまりにもかわいそうで、
起きられへんかった自分を恨んだ。
中「あ、…照史から連絡来た。」
「えっ、…なんて？」
中「一命は取り止めたけど、ICUやって。」
「そっか… とりあえず、助かったんやな…。」
今はただ、
生きててくれてるだけで嬉しかった。
中「もう照史も帰ってくるらしいわ。
あいつも汚れてるやろうから、風呂借りよか。」
しげが吐いてる間
ずっと抱えてくれてた照史。
きっと疲れてるやろうし、
お風呂を沸かして帰りを待った。
.
桐「ありがとうな、気遣ってくれて。
着替え持ってきといて良かったわ。笑」
元々泊まるかもしれん思って
下着とか一式持って来てたのはさすが。
サッパリした顔で上がって来た照史見てたら、
今朝のことを忘れてしまいそうになる。
桐「…望は？」
中「泣きすぎて頭痛いからって
向こうで休んでるわ。」
桐「そっかそっか。ありがとうな。」
「…ほんで、しげ… どんな感じ？」
そう聞いたら、
気遣って笑ってた照史の顔もさすがに曇った。
桐「一応助かったんやけどな…、
意識戻るか、分からん言われたんよ。」
「は…っ？嘘やろ？」
中「意識戻らんって、…どういうこと？」
桐「俺も詳しく聞いてへんねん。
みんな一緒がええかな思って、…ごめん。」
そういいながら、
申し訳なさそうに眉毛を下げる。
「あっ、いや、俺こそごめん…。
別に照史悪ないねんから、…ありがとう。」
桐「俺は全然よ。
けど… しげ、苦しかったやろな…。」
そんな照史の悲痛な言葉に、
思わず涙が溢れそうになるのを堪える。
ここで泣いたらあかん。
しげは、…絶対大丈夫や。
.
神「そっか、無事やってんな…。」
藤「うん、…よかった、…よかった。」
仕事が終わって
速攻帰ってきた2人にも事情を話せば、
なんとも複雑な表情で
自分に言い聞かせるみたいに頷いてた。
命は助かったけど
この先どうなるか分からへんことが、
そして
しげに何もしてやれないことが、
ただただ無力で、もどかしかった。
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カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫ってごめんなさい 全然大丈夫です！ですw 待ってます(^^) (2020年2月20日 15時) (
レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫です 風化させないためにも自分でもいつか書こうと思ってました(..) 不謹慎かもしれないけども、これからの展開楽しみ (2020年2月20日 14時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みぽちゃ涙 めっちゃ個人的な話だけど去年脳出血で同級生を亡くしたのでより感情移入してしまう(;_;) ←絵文字使えないのもどうにかしてほしいw (2020年2月20日 13時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - ツアー落選でした、、私の地域には来てくれそうにないので、、お話楽しみにしてます！！更新頑張ってください(*^^*) (2020年2月19日 0時) (レス) id: eb345b08d9 (このIDを非表示/違反報告)
ほなみ - ほんならまた… え、やばいです、繋がった…… ああああ(T_T)←語彙力 (2020年2月17日 19時) (レス) id: a19cc3a2a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年2月15日 21時
