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俺らの姿をとらえると同時に
マスクの下でしげは笑みをこぼした。
重「……おれ…、いきとるやん…。」
神「そうやで、生きとるで？
手術な、…無事成功したんやって。」
重「そっか… よかった…。
みんなの、…おかげやな。…ありがとう。」
手術するのを決めたんも、
こうやって無事に終われたのも、
全部全部、しげの頑張りやのに、
「なんでしげがありがとうなん…っ。
帰って来てくれてありがとうは、
俺らのセリフやろ…っ。」
重「なんなん… こたき、…ないとるん。笑」
「うっさい…っ、泣いてへんわ…っ、
……ああもう、無理！！！！」
泣かへんって決めたけど、
やっぱり耐えられへんかった。
一回涙がこぼれ落ちたら
もうどうにも止められへんくなって、
そのまましげの身体に思いっきり抱きつく。
桐「ちょっ、望、しげまだしんどいって。笑」
「だって、嬉しいねんもん…っ。」
そう、これは悲しい涙ちゃうねん。
無事に戻って来てくれたことが
ただただ嬉しいねん。
しげの笑顔見れるのも、
声聞けるのも、
温もり感じられんのも、
全部当たり前ちゃうんやって、
そう思ったらほんまに嬉しくて…。
.
そのあと看護師さんが来て、
酸素マスクはまた鼻のチューブに変わった。
さっきよりも意識がハッキリして来た頃、
しげは改まった顔して俺らに頭を下げる。
重「ありがとう。待っててくれて。
…信じてくれて、ありがとうな。」
神「当たり前やろ。
しげやったら大丈夫って思ってた。」
神ちゃんの言うことは
半分ほんまで、半分嘘。
けど、結局は信じることが全てやと思った。
泣いてるだけじゃ、
なんの解決にもならへんねんなって。
中「とりあえず1週間は安静にってさ。
俺らもちょいちょい覗きにくるから。」
重「ぉん、さんきゅ。」
中「なんやねん、素直やとキモいわ。笑」
重「キモい言うなや…。笑
あ、流星。…企画のやつも、約束な。」
藤「うん。落ち着いたらいっぱい
資料持ってくるから待っといてや。」
そのあともみんなで少し喋ってたけど、
ウトウトし始めたしげ。
桐「ほんなら、今日はそろそろ。」
「また来るからな？」
重「ぉん、…またな。」
またな、って
次会う約束出来ることって、こんなに幸せなんやな。
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カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫ってごめんなさい 全然大丈夫です！ですw 待ってます(^^) (2020年2月20日 15時) (
レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みーぽんさん» 全部大丈夫です 風化させないためにも自分でもいつか書こうと思ってました(..) 不謹慎かもしれないけども、これからの展開楽しみ (2020年2月20日 14時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - みぽちゃ涙 めっちゃ個人的な話だけど去年脳出血で同級生を亡くしたのでより感情移入してしまう(;_;) ←絵文字使えないのもどうにかしてほしいw (2020年2月20日 13時) (レス) id: 51e070dd53 (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - ツアー落選でした、、私の地域には来てくれそうにないので、、お話楽しみにしてます！！更新頑張ってください(*^^*) (2020年2月19日 0時) (レス) id: eb345b08d9 (このIDを非表示/違反報告)
ほなみ - ほんならまた… え、やばいです、繋がった…… ああああ(T_T)←語彙力 (2020年2月17日 19時) (レス) id: a19cc3a2a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年2月15日 21時
