13-49 オーマイガｯ！ ページ49
◆ 2010.12.17 / 1:05AM ◆
・・《RyeoWook》・・
口元に人差し指を添えてｳﾆｮｸﾋｮﾝに訴えるけれど、すっかり電話に集中してしまっているようだ。
何やら難しい顔をしているが、ﾄｩｷﾞﾋｮﾝに何があったのやら…。
「ﾘｮｳｸ！ﾇﾅは機嫌を損ねてるわけじゃなさそう！体調が悪いんだってさ！」
「ぇえ？！それ本当？！」
驚いて声を上げると電話の向こうのﾄｩｷﾞﾋｮﾝにも僕の声が聴こえたのか、ｳﾆｮｸﾋｮﾝが僕達と一緒にいる事を報告している。
「ﾇﾅの容体は？どんな風に調子悪いの？！」
質問を投げる僕に向かって、今度はｳﾆｮｸﾋｮﾝの方が口元に人差し指を立てて静かにするように訴えて来た。
「いいから教えてよ！」
「…んぇ？何…？」
僕が大きな声を出してしまったせいで、とうとうﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝの目覚めてしまい、むっくりと起き上がってしまった。
「あ…ｳﾆｮｸ…ﾘｮｳｸ……」
顔を引きつらせる僕に向って、ｳﾆｮｸﾋｮﾝはだから言ったのに…とばかりに苦笑を浮かべた。
「ああっ！ｳﾆｮｸ！ﾘｮｳｸ！どうしよう！俺、ﾇﾅを好きになっちゃったんだ！どうしたら良い？！」
眠気眼ではあるが、それでも必死に訴えて来る。
ここにｼｳｫﾝﾋｮﾝがいたら、オーマイガｯ！と頭を抱えていただろう。
こうなってしまった以上、どうかﾄｩｷﾞﾋｮﾝの耳には届いていない事を切に願う。
「…えっと…そうみたい。でもほら…うん…どう言えば良いのか…」
……届いてしまっていたようです。
寝起きのくせにそんな大声が出るならば、何としても仕事の時に発揮して欲しいものだね。
「ﾘｮｳｸ？ｳﾆｮｸは誰と電話中？」
ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝにそう尋ねられて、やっぱりｷｯﾁﾝに逃亡するべきだったと項垂れる勢いだった。
「えっと…、もう少しで話し終ると思うから大人しく待ってようねぇ。その前にご飯は食べたのかな？」
まるで幼稚園児をあやす様にして話し掛けると、ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝは目に涙を浮かべてすんすんと鼻を啜り出した。
「ごごご…ごめん！バカにしたつもりじゃ…」
慌てる僕の耳に信じられない言葉が入って来る。
「ﾘｮｳｸに代わるからちょっと待って？」
オーマイガｯ！
思わずｳﾆｮｸﾋｮﾝを二度見しちゃったよね。嘘でしょう？
どっちの相手をするにしろ気まずいのは間違いないけど、ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝはとりあえず泣き止む様に宥めれば済む。
だけどﾄｩｷﾞﾋｮﾝには何を言ってあげれば良いって言うのさ！
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ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ☆さん» ＞☆さん★ アハｯ！いつも☆さんからのｺﾒﾝﾄに笑っちゃいます ( ´艸｀) ｾﾝｽ良過ぎて面白いです！あっちゃ〜でしょ。ｲ・ﾄﾞﾝﾍ。悪気はないんでしょうけどねぇ(^▽^;) 困った子だ。それが…アホの子(笑) (2014年3月13日 0時) (
レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ - あっちゃ〜…ｲ･ﾄﾞﾝﾍ…(´Д｀;) (2014年3月8日 9時) (携帯から) (レス) id: bef05bddeb (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ☆さん» ＞☆さん★ ふふふ…ｾﾝｽの良いｺﾒﾝﾄありがとうございます ( ´艸｀) ｲ・ﾄﾞﾝﾍ…について全然書いてないので、犬っころちゃんがどんどん嫌な感じになってしまうのが悩みどころです(;￣^￣)むぅ… (2014年3月2日 3時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ - …ｲ･ﾄﾞﾝﾍ…(-◇-;)Part２(笑） (2014年2月23日 9時) (携帯から) (レス) id: bef05bddeb (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - Rinkaさん» ＞Rinkaさん☆ こちらこそいつも嬉しくなるようなｺﾒﾝﾄを下さって、ありがとうございますm(__)m こうして楽しみに待って下さっている方がいるんだなと思うと、幸せだなぁって、ほっこりします(*´□`*)♪ そんな幸せをいつも下さってありがとうございます♪ (2014年2月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2014年1月20日 22時
