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13-23 それぞれの愛してる ページ23

◆ 2010.12.17 / 0:45AM ◆

・・《LeeTeuk》・・

頭を上げた後ヒチョルもレイナも黙っている。ヒチョルは少し視線を下げて何かを考えているようで、レイナはその様子を見つめていると言う感じ。

部屋はまた静かになったが、そう長くは続かず、ジスヒョンが僕を呼んだ。

「お前、何してる。早くヒチョルに言えよ!俺はもう言ったぞ?」

そう言われて、そうだった。こうしている場合ではなかった、と慌てて我に返った。

「あ?何だよ」

実は……とヒチョルの耳に顔を近づけて事情を話し、説明し終わった後に小首を傾げて「ダメかな?」と甘えてみる。

「いや、良いに決まってんだろ。早く行け」

「ありがとう!ごめんね!ヒチョル愛してるー!」

そう言って抱きつくと、後方から「何ですか、あのイトゥク氏の反応」と秘書の声がした。

あ…そう言えば建前上は仕事を理由にして抜けるんだった…。

そろりと振り向いてみれば、眼力から圧というビームを出すヒョンと、疑る様にして僕らの様子を窺う秘書の姿が目に入った。

「いや……え?知りません?うちのやつらはいつもあんな感じで愛を囁き合ってますよ?有名なんですけど…ハハッ!つーかお前ヒョンにはその言葉はないのか?ん?」

ヒョンの出す困った笑顔にヒチョルが大きく噴き出し、「ヒョン!愛してんぞ!」と言って親指を立てて揺らした。

「僕も!ヒョン!愛してるよー!」

僕達が告白するとヒョンは満足気に笑ったが、秘書からの視線を感じたのかすぐに顔を引きつらせた。

今度はヒョンがそろりとした感じで秘書の方に振り向く。

「ア…ハッ。俺も秘書さんの事愛してます…。だからレコーダーの録音編集お願いしても良いですか?」

「私も社長や会社を愛していますので、そのまま報告したいと思います」

秘書は真顔のまま、忠誠愛を返して来た。

…という事は今言った編集してくれという申し出も社長の耳に入るわけで、ヒョンとしてはガックリと肩を落とすしかなかったようだ。

ヒチョルが笑い声を上げ、僕まで笑ってしまう始末。

「ヒョン…もう遅いだろ。さっきからボロ出してんだから諦めようぜ!うちはいつもこんな感じだろ?」

「そうそう。仲が良い証拠にもなって結果オーライだって!」

「そうですね。とても素敵な仲だとも報告させて頂きます」

秘書がそう言ってニコリと微笑むと、ヒョンは安心したように笑った。

「オッパ達の事務所は良いですね」

ただ一人、レイナだけは寂しそうに微笑む。

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モジョ(プロフ) - ☆さん» >☆さん★ アハッ!いつも☆さんからのコメントに笑っちゃいます ( ´艸`) センス良過ぎて面白いです!あっちゃ〜でしょ。イ・ドンヘ。悪気はないんでしょうけどねぇ(^▽^;) 困った子だ。それが…アホの子(笑) (2014年3月13日 0時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
- あっちゃ〜…イ・ドンヘ…(´Д`;) (2014年3月8日 9時) (携帯から) (レス) id: bef05bddeb (このIDを非表示/違反報告)
モジョ(プロフ) - ☆さん» >☆さん★ ふふふ…センスの良いコメントありがとうございます ( ´艸`) イ・ドンヘ…について全然書いてないので、犬っころちゃんがどんどん嫌な感じになってしまうのが悩みどころです(; ̄^ ̄)むぅ… (2014年3月2日 3時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
- …イ・ドンヘ…(-◇-;)Part2(笑) (2014年2月23日 9時) (携帯から) (レス) id: bef05bddeb (このIDを非表示/違反報告)
モジョ(プロフ) - Rinkaさん» >Rinkaさん☆ こちらこそいつも嬉しくなるようなコメントを下さって、ありがとうございますm(__)m こうして楽しみに待って下さっている方がいるんだなと思うと、幸せだなぁって、ほっこりします(*´□`*)♪ そんな幸せをいつも下さってありがとうございます♪ (2014年2月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モジョ | 作成日時:2014年1月20日 22時

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