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13-13 俺が違う ページ13

◆ 2010.12.17 / 0:10AM ◆

・・《HeeChul》・・

一口飲み終えた後、もちろん苦いと感じたが顔には出さないようにして砂糖とぷちっとミルクを入れて飲んだ。

そしたら舌が慣れて来たのか、ほんのちこーっとだけいけるかもなこれ。と思った。

A。お前と一緒にコーヒーを楽しむ日も近いかもだぞ。

コーヒーの香ばしい香りを嗅ぎながらAの顔を思い浮かべていたら、カチャリと小さな音がした。

その音はレイナが受け皿の上にカップを戻した音で、今も視線はそこに置いたまま、彼女にはコーヒーが嫌いな事を言わなかったのかと訊いて来た。

俺は持っていたカップを静かにテーブルに戻し「言った」と短く答えた。

「それじゃぁ、その女性にも…淹れ直せと言ったんですか?」

さっき謝ったのにまだ聞いて来るのか。憶えてないっつってんのに。

というより、こいつは自分とAの違いを提示して欲しいのかもな。

「それを聞いてどうするんだ?」

「どうしてその人はオッパの心の中に入れたのかが知りたいんです。私の何がいけなかったのかなって…」

「付き合っていた時にどちらが悪かったかと言えば、間違いなく俺の方が悪かったな」

比較すれば二人の違いなんてもんは一瞬でわんさか見つけられるが、Aに自分を誰かと比べるなと言われた。

あいつが嫌がる事は、例えあいつがいないとしてもしたくなくて、あえて自分を引き合いに出した。

…とかって言ってるが、こうしてレイナと会っている事は何よりも嫌がるだろうな。

こうして俺は、目の前で俺が言った発言に驚いている女より、遠くにいる女へと想いを寄せる。

「お前がどうこうじゃねーよ。俺が違うんだ。こんな俺にしたのは…っていうか変えてくれたのが今の女だ」

俺はずっと不思議に思ってた。女ってもんはどうしてこうも似通った思考で物事を見て、似通った行動を取るのか。

何か全員が同じに見えて、どいつもこいつもつまらない女だと思ってた。

今の俺にはそんなはずがないと思えるが、前までの俺の中ではそうだった。

自慢する為に傍に置いてあるのに全く自慢にならなかった。

一緒にいても疲れたり、苛々したり。そう感じていたのは心が動く事がなかったからだ。

付き合う女は俺を酷いと言い、別れる時はもっと酷いと言った。

俺にはそれが分からなかった。同じ事をして来ただけなのに何で俺だけ悪者になるんだ。

お前との報道が出た時もそう思ってた。何で俺だけ謹慎処分なんだってな―。

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モジョ(プロフ) - ☆さん» >☆さん★ アハッ!いつも☆さんからのコメントに笑っちゃいます ( ´艸`) センス良過ぎて面白いです!あっちゃ〜でしょ。イ・ドンヘ。悪気はないんでしょうけどねぇ(^▽^;) 困った子だ。それが…アホの子(笑) (2014年3月13日 0時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
- あっちゃ〜…イ・ドンヘ…(´Д`;) (2014年3月8日 9時) (携帯から) (レス) id: bef05bddeb (このIDを非表示/違反報告)
モジョ(プロフ) - ☆さん» >☆さん★ ふふふ…センスの良いコメントありがとうございます ( ´艸`) イ・ドンヘ…について全然書いてないので、犬っころちゃんがどんどん嫌な感じになってしまうのが悩みどころです(; ̄^ ̄)むぅ… (2014年3月2日 3時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)
- …イ・ドンヘ…(-◇-;)Part2(笑) (2014年2月23日 9時) (携帯から) (レス) id: bef05bddeb (このIDを非表示/違反報告)
モジョ(プロフ) - Rinkaさん» >Rinkaさん☆ こちらこそいつも嬉しくなるようなコメントを下さって、ありがとうございますm(__)m こうして楽しみに待って下さっている方がいるんだなと思うと、幸せだなぁって、ほっこりします(*´□`*)♪ そんな幸せをいつも下さってありがとうございます♪ (2014年2月23日 2時) (レス) id: 7f5f6342c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モジョ | 作成日時:2014年1月20日 22時

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