初カレ－M.J－ (ページ12)

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Story12 ページ12

「潤くん？」

潤「黙ってろ」

俺はただそう言うとAを強く抱きしめていた

あーあ

Aを俺に惚れさせようとしてたのに

いつの間にか俺がAに惚れてたのか

潤「ハハッ」

俺はいつの間にか笑みがこぼれていた

俺は抱きしめながらAの髪を撫でた

「！？」

潤「これも初めて？」

「うん///」

潤「そっか・・・」

Aの初めて俺が欲しい

ただ俺はそう思っていた

多分・・・いや絶対

今俺の顔は真っ赤だろうな

そんな姿絶対Aには見せたくない

「潤くん・・・苦しい」

俺は少し腕の力を緩めた

「ふぅ・・・」

そぉっとAが俺の顔を見る

「ふふっ」

潤「んだよ」

「真っ赤」

潤「っ！？」

1人クスクス笑い続けるAを見て

俺は言った

潤「・・・うっさい//」

「！？」

俺はAの腕を引っ張り唇を合わせた

最初は抵抗していたAも少しずつ力が抜けて行くのがわかる

俺はそんなAの腰を支えながら続けていた

するとAが俺の胸を叩いてくる

そぉっと唇を離すとAは恥ずかしそうに顔を下に向ける

俺はフフッと笑いながらも顔を覗く

潤「どぉ？」

「ん・・・///」

その後の道もずっと手を繋いでいたが

Aはずっと下を向いたままで

2人とも黙って帰った