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ページ32

誠一郎side





「っ……うぅ…」





奏が見えなくなった途端泣き出す女






誠「お、おい…」


「あ、すいません笑」


誠「はぁ…こんな馬鹿な女、初めて見た」


「すいませんねー!ばかで…笑」





無理やり作ったような笑顔を向ける





誠「そ、それより、あの話は本当か?」


「あぁ…嘘かもしれません…笑」


誠「なに!?お前、奏に嘘を教えたのか!」


「だって…私は…奏様を想って、悲しんだし、傷ついたし、悩んだのに…」


誠「……」


「でも、お釣りは返ってきましたね笑
今日はこんなに話せたし…」





涙を流しながら、ポロポロ話す女





「奏様の気持ちは…思ったより高かったです…笑」


誠「あたりまえだ。奏は安い男ではない」


「…分かってましたよ。そんなこと笑

果音さんか〜笑 きっと奏様のことを想って泣いたこともないんだろうな…笑」


誠「…そうだな。成瀬果音は非常に冷たい」


「はぁ…悔しい…笑」





なんなんだこの女は


怒ったと思ったら泣いて、

泣いたと思ったら笑って






予測不可能だ…







奏「誠一郎ー!帰らないのかー?」


誠「あぁ!今行く!」


「あ、もう出待ちはやめますから」


誠「え?」


「え?もうしても、意味ないですから」





なんなんだ…

俺の気持ちはお前に振り回されるばかりだ






誠「そんな簡単に諦めるようでは、奏の気持ちは買えないな」


「…は?もう、買うも何も…」


誠「奏の気持ちは、1回払いでは無理だ。高すぎる」


「だから無理だったっ!」


誠「ローン契約しろ」


「何言って…」






俺は何を…






誠「手紙…もらってやる」


「え!?」


誠「これでやっと、1回目の支払いが終わったと思え」


「……ありがとう…っ」


誠「泣くな、気持ち悪い」


「ありがとう…ありがとう…っ」


誠「また、明日な」









俺はお前の気持が買いたくなったぞ









END









<リクエスト>

・久遠誠一郎

より

綾小路葵→←久遠誠一郎



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雪乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 京極 竜ページ10のここの部分 一向に上を向かず、泣き続いてる俺の大事な女 これ正しくは泣き続けているではないんでしょうか? (2019年4月23日 22時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
LDH LOVE(プロフ) - 京極尊人の嫉妬とpinkが見たいです! (2019年3月31日 23時) (レス) id: e90258cff7 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 天堂光輝くんのの嫉妬が見たいです (2019年3月31日 8時) (レス) id: 637364dd61 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 天堂光輝のpinkお願いします! (2019年3月31日 5時) (レス) id: 3303885e1d (このIDを非表示/違反報告)
MAI(プロフ) - 京極竜のpink系と京極尊人の嫉妬が見たいです! (2019年3月31日 2時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2019年3月17日 11時

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