prince of legendー短編集ー続

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あなたside



ちょっと、竜くんにいじわるしすぎたかな…笑



尊「竜の分もありがとな」


「あ、ううん！全然！」



私は尊人くんの腕の傷に消毒液をたらす




「ちょっと痛いかも…」


尊「ううん。大丈夫」




尊人くんの優しい声

好きなんだよな〜




「あ、竜くんにごめんって言っといて」


尊「…なんで竜？」


「え？あ、さっき、怒らせちゃったかなって」


尊「別に竜がどう思おうとどうでもいいだろ！」



尊人くん…怒ってる？



「ご、ごめん…」


尊「あ、いや…俺こそわりぃ」


「う、ううん。あ、ばんそこう貼るね」



私が尊人くんの腕にばんそこうを貼ろうとしたとき…




「うわぁ！//」



尊人くんにハグされた



「ば、ばんそうこう…」


尊「俺…妬いたんだけど」


「え？」


尊「竜に、妬いた」


「な、なんでよ！私、尊人くんのこと好きだよ？」


尊「分かってるけど…不安なんだ」




耳元に聞こえる尊人くんの弱々しい声




「私は、尊人くんだけだよ」


尊「うん。分かってる。分かってる…」


「大丈夫」


尊「A…」



尊人くんの体が離れて、
目が合う




「っ…//」





近づいてくる尊人くんの顔





「ん…//」




くっついたと思ったらリップ音をたてて、離れた唇





尊「俺…やばい…」


「な、なにが？」


尊「Aが好きすぎて…おかしくなりそう…」


「なにそれ…笑」


尊「ほんとなんだ。毎日毎日Aのこと考えてる」


「う、うん…//」


尊「俺、A無しじゃ無理だから」


「わ、分かった…//」


尊「Aのためなら、俺、死ねる」


「し、死んじゃだめだよ？」


尊「Aのためなら、死なない気がする」


「どっちよ…笑」


尊「俺の中心はAなんだ」


「ありがと…」






ヤンキーだけど

人に対する愛は人一倍強い




そんな彼に





溺愛されてます…笑








END







＜リクエスト＞

・尊人に溺愛


より

綾小路葵→←京極尊人

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