ヒミツ。俺が守る。 (ページ3)

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きっかけ　２ページ3

S「え。」

Y「前も、点差すごくついちゃってさ、特別ルールとか作ったり、したよね」

S「はい。」

Y「はっきり言ってさ、迷惑なんだよね。こっちもさ、いろいろあるし。番組てきにも、面白くないよね？何年もやってるから、わかってるとは思うけど。」

S「すいません。気を付けます。」

Y「あと、オープニングトークのグダグダ感、どうにかしなよ。一応この番組の進行なんだからさ。」

S「はい。」

柳沢さんが、声を荒げているのを初めて見た俺は、驚いた。

優しそうな人だと思ってたから余計に。

Y「今度、こういうことがあったら、容赦しないからね」

S「すいませんでした。」

容赦しない？

もっと、怒鳴るとか？

俺は、別に大したことじゃないだろうと思っていた。

怒られることは、何度かあるし。

何度も、怒られるのはあんまりないから、

たぶん、これから気を付けていけば

何も言われないだろう。

S「ただいまー。」

N「なんの話だったの？」

S「ん？3本目の打ち合わせだよ」

俺は、軽く嘘をついた。

俺が気を付ければいいことだし。

得点取りすぎないように、しないとな。

N「ふーん。」

O「カフェオレ飲む？」

S「飲む」

O「はい、どうぞ」

S「ありがとう」

俺は、カフェオレを手に新聞を読んでいた。

ス「準備できました！」

嵐「はーい。」

俺たちは、スタジオに向かった。

M「最終対決は、コロコロバイキングー！」

最終対決になった。

最初は、相手チームから

得点2倍とか、いろいろハンデを付けたけど。

俺たちがやる前に、得点の差が埋まらなかった。

だから、俺たちはゲームをやらないで終わった。

俺のせいかな。

さっきのプロデューサーに言われたことが、気になって仕方がない。

A「翔ちゃん。どうしたの？怖い顔してるよ」

S「うっそ。寝不足だからかな？」

A「ちゃんと、寝なよ」

S「うん。」

ス「櫻井さん。もう一回、よろしいですか。」

S「はい」

M「翔さん、今日忙しいね。」

S「次のゲストが、テレビ慣れしてない方たちだからね。」

M「あー。だからか」

別に、嘘ではない。

次のゲストは、アスリートチーム。

俺が、サポートして、話聞かないと。

S「失礼します。」

俺はまた、会議室に呼ばれた

そこには、柳沢さんがいた。