ヒミツ。俺が守る。 (ページ18)

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作戦ページ18

Y「櫻井くん、ちょっといいかな。」

S「はい、なんですか？ここで伺います。」

Y「いいから、来て。」

俺は、柳沢に手をひかれ、あの会議室へ連れていかれた。

Y「ほかのメンバーにしゃべってないよな。」

S「あぁ。喋ってない」

Y「俺から逃げようと思うなよ。」

S「わかってるよ。」

俺は、わざと柳沢の腕に絡みついた。

S「昨日の続き、いつするの？やっぱり、2人きりがいいな」

わざとらしく、甘えた。

Y「そんなによかったのか？だったら、今日は？」

S「うん。家、行くね。」

Y「いや、でも。今、お前がほしい。」

S｢やっ。ちょっとここじゃダメ。」

Y「いいだろ、」

S「もう、」

わざと、やったにも関わらず、やっぱり好きになれない。

何回シテも無理なんだろうな。

もう少し、こいつが俺に依存してくれないと、こいつを地獄に突き落とすことはできない。

だから、俺は我慢するんだ。

証拠をつかむまで。

S[はぁぁっ。もう、、始まっちゃうよ。」

Y「そうだな、続きは家で。」

そのまま収録に向かった。

自然にできてたはず。

たぶん、

そして、収録が終わり、俺は逃げるように楽屋を去った。

ニノをもう巻き込むことはできないし。

でも、俺は気づかなかった。

俺のあとを追う姿に。