.26. ページ26
.
.
.
んー、でも一応見せとくかな…
どんな反応をしてくれるのか、という
ちょっとした好奇心で大貴くんに話しかける
.
.
.
「ね、さっき奈々未が撮った写真があるんだけどね」
私の言葉に耳を傾けてくれる大貴くん
片手でスマホを触り、さっきの写真を見せる
.
.
.
.
「んふふ…なんか家族写真みたくない?」
笑いながら言うと、
「え!やば!めっちゃいい感じのやつじゃん」
と、驚く彼
.
.
.
.
ちょっと照れくさくて、スマホを戻そうとすると…
「その写真…俺にも送ってくんね?」
一瞬言葉を疑った
欲しい、と思ってくれたのは私だけじゃないんだ
…ちょっと…いや、かなり嬉しい
.
.
.
.
あれ、待てよ
これって連絡先知らない私にとって最大のチャンスじゃないか
よし!
嬉しい感情を表に出さないよう、なるべく冷静に
目の前の彼に言う
「そういえば、連絡先知らなかったよね
交換、しよ?」
すると満面の笑みでいそいそとスマホを取り出す大貴くん
.
.
.
.
や、やった…
無事、大貴くんの連絡先ゲットしました…!
.
.
.
143人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AriokaYuu | 作成日時:2017年12月19日 22時