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A「どう思ってるって、そりゃあ頼れる上司としか思ってないよ。」
Aは俯きながら苦笑いをする。
ワース「俺、どういう対象として見てるかしか聞いてないんだけど、"しか"って何？」
ワースは頭がキレるのだろう。Aの返答に鋭く斬りかかってくる。戸惑うAを見て悪っぽく笑った。
A「もーやめてよ笑ほんとに何も無いんだから。」
ワース「振ったんだろ？兄ちゃんのこと。両想いだったのに。」
ワースが真剣な顔で詰めてくる。
A「え、なんでそれ知って…」
ワース「アベルから聞いた…」
A「え？！なんでアベルさんがそんなこ...あ…」
自分の頭の中にマーガレット・マカロンの顔が浮かんだ。恐らく監督生会議の時に余計なことを言ったのだろう。
A「アイツ…(怒)」
ワース「両想いなのになんで振るんだよ。」
A「ワース君には関係ないでしょー！大人には大人の事情があるんですぅ〜。」
もう余計な口を出さないでくれ、そのつもりでAは話を有耶無耶なまま終わらせようとした。
ワース「アイツ、今日婚活してるんだぞ？」
A「え？」
ワース「やっぱ知らなかったのか…」
突然言われたことに驚く。だって今日は麻薬取引の潜入捜査と聞いていたからだ。
A「だって今日は任務だって言ってたのに…。」
ワース「それは嘘だ。事情があったんだよ。」
ワースはオーターの気持ちを汲んで庇うような言い方をした。
ワース「俺も帰省のときに父さんたちの話を盗み聞きしただけだから詳しくは知らないけどさ、俺らの家系は優秀だから一番優秀な兄ちゃんには跡取りを絶対作って欲しいんだと、でもアイツ、女に興味が無さすぎるから、親たちがそういう場を用意してんだよ。」
A「そんな…つまりは政略結婚させられかけてるってこと？」
ワース「そゆこと。」
ワースは事の経緯を出来るだけ正しく伝えてくれた。
ワース「で？どうすんの？」
A「どうするって…？」
ワース「このままじゃアイツ、別の女と結婚させられちまうよ。」
A「そ、そんなの私には関係ない…」
ワース「仕事のことがあったから振ったんだろ？兄ちゃんのこと。」
A「それもあるけど...。」
アベルがワースにどこまで話しているかは分からないが、だいぶ色んなことがバレていたらしい。
ワース「Aさんは兄ちゃんのことを想ってそんな選択をしたのかもしれないけど、果たして兄ちゃんにとってそれは幸せだったのかなー。」
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のえ(プロフ) - siannさん» たしかに！幸せになって欲しい😭 (3月3日 12時) (
レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
siann(プロフ) - 幸せになれよぉぉぉ！！幸せにならなかったら多分ドットがエクスプロムしちゃう！！ (3月3日 10時) (レス) @page50 id: 80d9e9645e (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - テトさん» 空回りしすぎてましたね😭ここまで読んでくれてありがとうございました！ (3月3日 9時) (レス) @page34 id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 本当に！！2人とも空回りすぎですよ！！美味しいすぎてやばいですy((殴 私のライフ持ちませんよ！！ (3月3日 3時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - siannさん» タイミングが😭 (3月3日 2時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえ | 作成日時：2024年1月27日 1時
