5.能力 ページ5
〜中庭
オーター「急に呼び出してすまない、君に試合を申し込む。」
A「・・・
A「はい?!?!?!」
呼び出しに駆けつけた矢先突拍子の無い言葉に思考が停止してしまった。
A「あの、私はあくまでオーター様の秘書です。オーター様に対峙するなど…」
オーター「これは、秘書の業務は関係ない。
私が君を知りたいんだ。」
恐らく本気だろう。
A(ひえーん。パワハラだ〜( ; ; )
いや、ダメダメ。オーター様にお相手して貰えるなんて光栄に思わないと!)
カルド「審判は私が勤めましょう^^」
気を引き締め、オーターだけに集中する
カルドのはじめ!の合図と同時に、攻撃が始まる。
オーターの放つ鋭利な砂が向かってくる
A「早い…!アネモス!」
Aも攻撃をし返す。硬い砂の攻撃を、突風によって向きを変える。
そう、Aの固有魔法は風である。しかし、単に風を操るだけではない。
オーター「ほう、私の魔法に適応して砂の向きを変えたか。神覚者候補生だっただけはあるな。」
そう、Aの能力は、相手の能力に大きく依存し、威力が増す。つまり、強い力を持つ相手ほど、Aの魔法も強くなるのだ。
オーター(風の力で少々砂がコントロールしずらいな…)
A(体勢崩せそう…!このまま押し切れば)
A「セコンズ!デザトアネモス!(砂嵐)」
ゴオオッと大きく砂嵐が舞った
ライオ「そこまで!!2人とも、やり過ぎだぞ。中庭砂まみれじゃないか。」
魔法警備隊隊長の光の神杖。ライオ・グランツが2人を止めに入った。
A「やば!」
オーター「すまない、回収しよう。…」
オーターが杖を振ると、見る見るうちに砂が消えていく。
オーター「...」
急にオーターは黙り込んだ。
A「あの…オーター様?どうかされましたか?」
オーター「眼鏡の場所が…分からない…」
さっきのAの魔法で飛んで行ってしまったのだ。オーターの目が3になっている
A(わ〜、リアルでこういう目の人、初めて見た、、、)
じゃない!
A「ごめんなさい!私のせいで!メガネ探します!!!」
オーター「いや、私とやり合ってメガネを飛ばすとは大したものだ。レイン・エイムズが神覚者選抜にいなければ、充分君は神覚者になれていただろう。」
A(お、オーター様に褒められた…なんか嬉しい。けど…話しかけてるそれ、私じゃない…)
オーダーは木に向かって話しかけていた
相当視力が悪いのだろう
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のえ(プロフ) - siannさん» たしかに!幸せになって欲しい😭 (3月3日 12時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
siann(プロフ) - 幸せになれよぉぉぉ!!幸せにならなかったら多分ドットがエクスプロムしちゃう!! (3月3日 10時) (レス) @page50 id: 80d9e9645e (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - テトさん» 空回りしすぎてましたね😭ここまで読んでくれてありがとうございました! (3月3日 9時) (レス) @page34 id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 本当に!!2人とも空回りすぎですよ!!美味しいすぎてやばいですy((殴 私のライフ持ちませんよ!! (3月3日 3時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - siannさん» タイミングが😭 (3月3日 2時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえ | 作成日時:2024年1月27日 1時