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オーター「私情を持ち込んですまない。もう大丈夫だ。明日からまた秘書として仕事を頼む。」
話したらスッキリしたかのように、オーターの表情が少しだけ晴れた。
A「は、はい!」
(結局私情ってなんだったんだろう…は!!もしかして、オーター様…!誰かに恋をしているのかな?)
オーター(なるほど、勘違いといったら納得が行く。私は彼女がアイツの妹だから、特別な感情を抱いていただけなのかもしれない。)
それ以降…オーターとAは上司と秘書の距離感で過ごしていた。
しかし、オーターの胸の痛みは、治まることがなかった。
ーー
とある魔法局の昼下がり
?「Aさん!初めて見た時から一目惚れでした!!僕と付き合ってください!!」
A「え、えーと…」
今朝Aが魔法局に行くと、靴箱の中に呼び出しの紙が入っていた。Aを呼び出したのは、
A「カイセさん、ごめんなさい…私恋愛とかよく分からなくて…」
カイセ「...!!じゃあまだチャンスはあるってことですか?!」
カイセ・ツッコミー、魔法局員で、Aと似て神覚者の補佐的な立ち位置にいた。魔力は弱いが、真面目な働きっぷりが評価されている。
A「う、うーん…とにかく今はごめんなさい…!」
カイセ「わかりました!じゃあ友達からでも…!」
A「そ、それならまだ…」
カイセ「やったぁ!じゃあ今度遊びに行きましょう!」
カイセは嬉しそうに去って行った。
ライオ「カイセ、とても男前だったぞ!よく勇気を出したな!」
カイセ「はい!ライオ様のアドバイス通り、正々堂々告白したら上手く行きそうです!」
カイセは恋愛相談をしていた魔法界一男前な男、ライオ・グランツに事後報告をした。
カルド(エリオットさんの反応から見ると、恋愛感情を抱くことは早々無さそうですけどね…)
オーター「......。」
カルド「オーター?」
オーターは眉間に皺を寄せ、黒いオーラを発している。
カルド(なるほど、そういうことですか。あんなに恋愛に興味がなかったあなたが…)
オーターの気持ちを理解したカルドは、心の中でほくそ笑んだ。
カルド(A・エリオットさん、罪な方ですね。)
ー
オーター「A、告白されたのか?」
A「え?!なんでそれを知っているんですか?
午後の執務前、Aにオーターは不意に聞いた。
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のえ(プロフ) - siannさん» たしかに!幸せになって欲しい😭 (3月3日 12時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
siann(プロフ) - 幸せになれよぉぉぉ!!幸せにならなかったら多分ドットがエクスプロムしちゃう!! (3月3日 10時) (レス) @page50 id: 80d9e9645e (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - テトさん» 空回りしすぎてましたね😭ここまで読んでくれてありがとうございました! (3月3日 9時) (レス) @page34 id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 本当に!!2人とも空回りすぎですよ!!美味しいすぎてやばいですy((殴 私のライフ持ちませんよ!! (3月3日 3時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - siannさん» タイミングが😭 (3月3日 2時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえ | 作成日時:2024年1月27日 1時