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A「書類整理、あんまり好きじゃないんだよなぁ。」
Aはオーターの大きな本棚のファイリングを整理している。
A「ん?なにこれ」
隅にオーターの本らしきものが置いてある。
A「そういえばオーター様っていつも本読んでるよね、どんな本なんだろ。口外しなければ見てもいいよね…。」
※秘書には守秘義務があります。
恐る恐る中を見てみると
A「?!」
『愛とは』
『恋愛における勘違い』
『恋愛せずに幸せに生きる方法』
『アダムとイヴから紐解く恋愛の歴史』
そこには、恋愛に関する哲学的な本ばかりだった。
A「オーター様、恋愛興味無いような感じだったのに、こういうのが好きなのかな?」
ー
オーター「クシュン」
オーター(恋愛に興味は無い、だが…)
Aの顔がチラつく
オーター(私はどうすればいい…!)
ー
夕方、オーターが魔法局に戻ってきた。
A「オーター様!お帰りなさいませ!」
オーター「あぁ…」
Aの出迎えをよそに、オーターはそっけなく歩いて行く。
A(お疲れなのかな…?)
ー
そこから数日経つと、オーターはほとんどの仕事を自分でするようになった。
A「あの〜オーター様…?さすがにこんなに仕事がないと、秘書の意味がありませんよ。」
オーダーが仕事をほぼ自分で持つようになり、Aの手が空きまくりで困ってしまう。
オーター「すまない、じゃあこの書類を頼む。私はパトロールに行ってくる…」
そういい準備をして、オーターはパトロールに出発した。
A(オーター様、最近冷たいな…私なにかしちゃったかな?)
最近、オーターは仕事をAに任せないだけでなく、なんだか態度も素っ気ない。
A「時間も空いてるし、今日はあの子のところに遊びに行こうかな。」
ー
マーガレット「久しぶりね、今日は仕事じゃないの?」
親友であるマーガレット・マカロンのところに遊びに来た。
A「仕事だったんだけど、暇すぎてやることがなくて抜けてきちゃった。」
マーガレット「魔法局が暇?そんな事有り得るのかしら。
A「それが…オーター様が最近仕事をくれないし、なんだかずっと冷たいの。」
マーガレット「....。」
マーガレットは眉間を抑えて呆れた様子を見せる
A「ま、マーガレット?」
マーガレット「まさかあの子に限って私情を持ち込んでくるなんて…こりゃ重症ね…」
A「ど、どゆこと???」
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のえ(プロフ) - siannさん» たしかに!幸せになって欲しい😭 (3月3日 12時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
siann(プロフ) - 幸せになれよぉぉぉ!!幸せにならなかったら多分ドットがエクスプロムしちゃう!! (3月3日 10時) (レス) @page50 id: 80d9e9645e (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - テトさん» 空回りしすぎてましたね😭ここまで読んでくれてありがとうございました! (3月3日 9時) (レス) @page34 id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 本当に!!2人とも空回りすぎですよ!!美味しいすぎてやばいですy((殴 私のライフ持ちませんよ!! (3月3日 3時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - siannさん» タイミングが😭 (3月3日 2時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえ | 作成日時:2024年1月27日 1時