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オーター「彼女に変な魔法をかけられているみたいなんだ。もしそれが裏切りならば、私は彼女を処罰しなければならない。」
マーガレット「...なるほど?でも彼女の固有魔法は風か適応だけなはず、他にもあるの?」
オーター「彼女といると、胸が痛むんだ。」
マーガレット「...まじで?」
マーガレットは目を丸くした。
マーガレット「それはとても興味深いわ!」
と言うと、マーガレットはピアノで激しい曲調の曲を弾く。この曲を弾く彼はとても大胆に体を動かす。
マーガレット「ふう…」
曲を弾き終わると、マーガレットは静かにピアノの蓋を下ろした。
マーガレット「今の曲は即興で作ったものよ。まさに今のあなたの心の中を表しているの…!」
オーター「つまり何が言いたい。」
マーガレット「初恋の甘酸っぱさ!全てが輝いて見えるその瞬間!一日一日が早く感じて、次に会えるのが待ち遠しい!そう!つまりオーターちゃん!
貴方は、A・エリオットに恋をしているのよ!!」
恋、という言葉に嫌気がさした。
オーター「…意味が分からん。帰る。」
呆れて物が言えなくなり、オーターは席を立とうとする。
マーガレット「メリアドール様には、異常がないって言われたんでしょう?」
オーター「…。」
扉の前で立ち止まる。
マーガレット「図星のようね、貴方は今まで恋愛に興味がなかった分、好きという感情がなにか分からないの。
まあ、これから知っていけばいいわ。貴方は確実にAに恋しているわ、女のカンがそう言ってるの。」
オーター「フン、恋愛なんて馬鹿馬鹿しい。君に聞いた私が間違っていた。」
ガチャン。重い扉の音が響いた。
マーガレット「まったく、素直じゃないわねぇ。」
ーオーターの自室
((マーガレット「貴方は、A・エリオットに恋しているのよ。」))
さっきからずっと、マーガレットに言われたことが頭の中でぐるぐるしている。
オーター(そんな訳…)
オーター様!と自分を慕うAの姿が頭に浮かぶ。
オーター(...。)
ー次の日
A「オーター様、おはようございます。本日は魔法局近郊でパトロールのご予定ですね!準備いたします。」
今日は、オーターについてパトロールの予定だ。
オーターは昨日のことが頭をチラついて離れなかった。
オーター「いや、今日は付いてこなくていい。パトロールは私一人で行く。書類の整理と作成を頼む。」
A「かしこまりました。お気をつけて!」
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のえ(プロフ) - siannさん» たしかに!幸せになって欲しい😭 (3月3日 12時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
siann(プロフ) - 幸せになれよぉぉぉ!!幸せにならなかったら多分ドットがエクスプロムしちゃう!! (3月3日 10時) (レス) @page50 id: 80d9e9645e (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - テトさん» 空回りしすぎてましたね😭ここまで読んでくれてありがとうございました! (3月3日 9時) (レス) @page34 id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 本当に!!2人とも空回りすぎですよ!!美味しいすぎてやばいですy((殴 私のライフ持ちませんよ!! (3月3日 3時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - siannさん» タイミングが😭 (3月3日 2時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえ | 作成日時:2024年1月27日 1時