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13. ページ14

オーター「すまない、君が行きたいところがあるとばかり思っていた。」
A「いえ!そんな…!誘った側なのにごめんなさい…!」
(カルド様に言われて遊びに誘ったなんて言えない…!)

オーター「まあいい、マーチェット通りに行けば何かしらあるだろう。私は大体休日は本屋に行くが、Aが行きたいとこはあるか?」

A「え、えーと…」

Aは少し考え込む。上司とはいえ異性だ。言い出せる内容なのだろうか。

オーター「質問を変えよう、休日はいつも何をしている?」

言い出しにくそうだったので、オーターは違う質問をすることにした。

A「…ぅだい…」

オーター「?」

A「食べ放題に行きたいです!!!

言ってしまった…実は女の子なのにたくさん食べますよ。なんて恥ずかしくて言えそうになかった。
吹っ切って素直に打ち明ける。

オーター「食べ放題か…」

オーターはなにか考え込んだ。

A「あっっえっとごめんなさい!大丈夫です!本屋にきましょう!」

オーター「そうだな、じゃあ本屋の後に食べ放題にしよう。私はあまりたくさん食べることが出来ないが。」

A「...!」

食べ放題というオーターと無縁そうなワードに思わず笑みが溢れそうになる。

A(たくさん食べても引かないんだ…なんだか嬉しい)

人で賑わうマーチェット通りを足並み穹えて歩く。

A「オーター様って少食なんですか?」

オーター「決まったものを決まった量しか食べないからな。自分の容量の限界が分からない。」

A「そうなんですね…!(だから細いんだ)」

Aはオーターの知らないことが知れて、嬉しかった。
その後、本屋に到着する。

オーター「…。」

オーターは近くの棚の本を取り、ゆっくり眺める。

A(やっぱり本好きなんだなぁ。なんの本なんだろ…。)

『弟との過ごし方』

A「!?!?」

意外すぎるタイトルに驚く

A「オーター様って弟さんがいらっしゃるんですか?」
オーター「ああ、疎遠だがな。」

A(なるほど、そういうことか。疎遠でも、やっぱり兄弟のことは気になるんだろうな。)

兄弟…お兄ちゃん…

亡き兄アレックスの顔が頭に浮かぶ

オーター「...。そろそろ行こう。」

Aの考え込む姿を見て、なにか察したのかオーターは本をパタリと閉じて元の場所に戻した。

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のえ(プロフ) - siannさん» たしかに!幸せになって欲しい😭 (3月3日 12時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
siann(プロフ) - 幸せになれよぉぉぉ!!幸せにならなかったら多分ドットがエクスプロムしちゃう!! (3月3日 10時) (レス) @page50 id: 80d9e9645e (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - テトさん» 空回りしすぎてましたね😭ここまで読んでくれてありがとうございました! (3月3日 9時) (レス) @page34 id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)
テト(プロフ) - 本当に!!2人とも空回りすぎですよ!!美味しいすぎてやばいですy((殴 私のライフ持ちませんよ!! (3月3日 3時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
のえ(プロフ) - siannさん» タイミングが😭 (3月3日 2時) (レス) id: 3a1a8de74e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のえ | 作成日時:2024年1月27日 1時

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