catest-7 ページ8
・
高校へ入学して
それなりに進学校だからか、
中学からのエスカレーターが主だからか。
はたまた、
都会からはほんの少し外れた、惜しい街。
という立地条件のせいか。
・
理由はよく分からないけど、
ぎすぎすした感じとは果てしなく無縁な様子。
・
高校から入った人はそんなにいないはずなのに
それなりに友達ができて。
・
あ「よろしくね。」
「あ、こっちこそ、
俺、森本慎太郎。」
・
ニカって笑う 隣の席の男子とだって仲良くなった。
・・
慎「なぁ、部活どうすんの?」
・
部活を見定める期間がとてつもなく短い。
ということを知ったのは
入学式から二日目。
この学校は 早めに入学式をして。
・
お弁当の無い、午前授業とかオリエンテーションを
一週間程続ける。
そのうちに
部活を決めないとならないらしい、
あ「いくらなんでも早すぎでしょ。」
慎「だな。」
2人で顔を見合わせて、笑って。
・
参考に聞いてみようかなって
私は口を開いた。
・
あ「慎ちゃんは、何部に入」
「慎太郎!!」
「慎ちゃん!!」
・
と、そんな私の声を遮るかのように
大きな声が響いて
同時に、慎ちゃんの身体が目の前で揺れて。
・
慎「もー! 何すんだよー」
いきなりどつれた慎ちゃん、
・
…ったく。って 睨みつけた先には
2人の男子生徒。
・
制服の着こなしからして、先輩だろうな。
その2人は仲良く、ごめんごめんって
お揃いのポーズでニヤニヤ謝って
慎ちゃんと親しげに話し始めたから。
・
ああ、私には関係ない、って……、
・
あ「え。」
・
2人は、慎ちゃんと喋っていたはずなのに
いつの間にやら
視線はこちらへ向いていて。
1171人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「京本大我」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さやえんどうlove - りんさん» コメントありがとうございます。お返事今更で申し訳ございません…!続編もぜひお楽しみください(*´▽`*) (2017年2月20日 21時) (レス) id: aed94eb235 (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白かったです!!見ていて、ほっこりしました! (2016年5月29日 10時) (レス) id: f1b21a6326 (このIDを非表示/違反報告)
柚寿(プロフ) - さやえんどうloveさん» いえいえ! こちらこそいつもお返事いただき、恐縮です! ありがとうございます☆ さやえんどうさんも、どうぞお気を付けください(*^_^*) (2015年2月2日 22時) (レス) id: 7f120a2c53 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう(プロフ) - さやえんどうloveさん» どういたしまして! 向こうにレスしてくれたら←← (2015年2月2日 19時) (レス) id: fa23bf4d44 (このIDを非表示/違反報告)
さやえんどうlove - 柚寿さん» 短編…ひどかったですね。笑 愉しんで頂けて何よりです。 あ、そうなんですか…大丈夫ですか?ダブルパンチ、心配です。。ご無理なさらず。 本編でもコメ頂きまして、ありがとうございました!! (2015年2月2日 19時) (レス) id: 5bf91a6af3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さやえんどうlove | 作成日時:2014年12月13日 12時