気まぐれ、猫系[examen] -Jr.

catest-2 ページ3

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　ジェ「うお、びっくりした…」





　 暫く話していれば






　 無言で入ってきた影に


　 ジェシー先輩が溜息を漏らして。






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　あ「…おはようございまーす、」







　 挨拶ぐらいしましょうよ、って言ったら




　 うーって唸って。


　 「…はよ。」






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　 そう言うが早いか




　 真正面から倒れ込むように抱きついてきて。






　 頬に唇が微かに触れる






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　あ「…大我先輩、」




　 「何？」







　 ふわぁ、って顔して




　 首を傾げる






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　あ「視線が痛いです」







　 それらの主は




　 大我先輩の直後に入ってきた


　 樹先輩と、




　 あと、元からいたジェシー先輩と北斗先輩。






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　 先輩は、今気づいた、という様子で。



　大「あ、やべ。」






　 って、ゆっくり私から離れてくれた






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　 そんな彼をよく見ると。




　 先輩の胸元、


　 半端なく緩くしたネクタイに






　 何番目まで開けてんだ、ってくらいはだけた制服。





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　あ「…また、ですか」





　大「…んー？」





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　 相変わらずな適当な返事。



　 でも今日は、朝にしては全然機嫌は良い方で。





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　 眠いからかな、なんて



　 そろそろ大我先輩の間合いが分かってきてしまっている。






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　大「…朝っぱらからやるわけないじゃん」




　 けど、 どうやら今朝は未遂、らしい。

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