気まぐれ、猫系[examen] -Jr.

catest-12 ページ13

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　あ「最初虎かと思いました…」




　 大我=タイガ=タイガー=tiger=虎。



　 私の単純思考だけど。





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　 そんな彼は、お仲間曰く。





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　優「虎…も否めないけどさ、」





　北「虎が女の子誑かすか。」




　慎「遊んでるよねー」





　樹「京本くんはねぇ…、 只の気まぐれ自由人かな」





　ジェ「まぁ一言で言えば、」







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　 「猫だよね。」





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　 部内全員一致のこの発言。



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　 第一印象も、ソファで寛ぐ猫まんまだったけれど。




　 そんな印象に太鼓判を押されて。






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　 ぶっちゃけ。




　あ「喋りにくいな…。」





　 そんなこと思ってた。





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　優「まあ、慣れるまではちょっと時間かかるかも知れないけど


　 嫌われてなんかいないから。」





　北「ちょっと分かりづらいだけな。」






　 そんな風に、この二人に慰められてしまったくらい。






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　あ「…そうだと、いいです。」






　 頷けるほど自信なくて


　 俯き加減でそう言ったら




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　優「大丈夫だよ。」





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　 頭わしゃわしゃーって



　 あの笑顔で。




　 慰めに念押しされてしまった。





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