3-3 ページ21
最近ハヌルが受験勉強を頑張っている
たまに部屋を覗くと
ヌナに教えてもらいたかったんだ、って
付箋が貼ってある箇所を開けて待ってるから
分からないところを教えてあげたりするようになった
「ハヌルはどこに行きたいの？」
「ヌナの高校に負けないくらい賢いところ！」
「え！あの高校目指してるの？」
私の通っている高校と同じ学力レベルの高校は
少し離れたところの山の上にある
全寮制の高校だった
「ここ、出るの？」
「そんな悲しい顔しないでよ、受かったら、の話だけどね」
みんないつもそばにいるもんだと
そう思ってたから
こんなに早くにハヌルが先に出て行くなんて
思ってもみなかった
「ヌナとヒョンもあと1年でここを出るでしょ？あとの2年ここで過ごせるか不安なのもあるんだ」
「不安……？」
「僕ヌナとヒョン達が大好きみたい」
そうやって寂しそうな笑顔を私に向けるから
私は無意識にハヌルを抱きしめていた
「ヌナ痛いよ〜」
「あ！ごめんごめん」
「ま、まだ受かるかわからないし、僕たちだけの秘密だからね」
「誰にも言ってないの…？」
「うん、受かったらみんなに言おうと思う」
「そっか」
時計を見ると先生の部屋に行かないといけない時間だった
「じゃあもう寝るね、おやすみ」
「うん、ヌナも」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノア(プロフ) - この作品大好きなので更新頑張ってください！ (2017年12月12日 17時) (
レス) id: 3d46bfde5a (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - きなこさん» ありがとうございます！ノロノロ更新にはなりますがよろしくお願いします！ (2017年12月4日 23時) (レス) id: f8ac6dc10e (このIDを非表示/違反報告)
きなこ - すごくおもしろいです！更新待ってます！ (2017年12月2日 1時) (レス) id: 76ca7bb702 (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - 韓国の神様さん» コメントありがとうございます！期待に添えられるように頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2017年11月26日 1時) (レス) id: f8ac6dc10e (このIDを非表示/違反報告)
韓国の神様(プロフ) - めっちゃおもしろいです！！続き楽しみです♪ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 2e87f2cd5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AI | 作成日時：2017年11月20日 21時
