10 ページ10
.
まだ 慎吾くんが日ハムに居た頃の話 ___
私がこのお仕事を始めて
1番初めに仲良くなったのが 慎吾くんだった
石川慎「A、今日もええ?」
「待ってたよ!お疲れ様」
毎日の様に 試合後 、私の元へ来る慎吾くん
それが いつの日からか
選手と球団職員 の関係では 無くなっていた
石川慎「A、好きや」
「私もだよっ ..」
選手と恋愛関係になることは
禁止されていたけど
この気持ちは止められなかった
毎日の様に会っては してたから
いつの日なのかは 分からない けど
私のお腹には 慎吾くんとの子供が
出来て しまった
「どうしよう」
とりあえず すぐに慎吾くんに電話をした
石川慎「もしもし?A?」
「慎吾くん 、あのね ..」
その時 、電話の後ろから
確かに 女の人の声がしたのが分かった
それも 行為中の
「 やっぱり何でもない ごめんね」
それから 球団に
妊娠してしまったので 休暇が欲しいと言った
球団は誰との子供かを 調べろと言われて
すぐに 相手は慎吾くんだとバレた
それから 発表された トレード
きっと球団が故意にやったものだと思う
球団も間に入ってくれて
私も元の体に戻ったし 和解した つもりだったのに
久しぶりに会った慎吾くんは
何1つ反省もしていなかった
噂は話さなくても 回るもので
卓さんと遥輝さんには バレていた
きっと他の選手も知ってる人は知ってると思う
球団に 慎吾くんが言った
「付き合ってはいません」は
一生忘れられないくらい
裏切られた瞬間だった
そんな事があってからの
仕事復帰で
せっかく新しい人生のスタートだったのに
会いたくない人に 会ってしまった
.
549人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時