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家に帰って ベッドにダイブ
今日は試合後に翔さんと結構長い間して来たから
眠くなってしまった
「明日か ..」
部屋に飾ってあるカレンダーが
ふと目に入った
スマホのスケジュールを開くと
キッチリと " 交流戦 始 " と書かれている
よりによって どうして巨人戦なのよ ..
「 .. 行きたくない」
卓さんが 無理して来なくてもいいよ
休んでもいいよ って言ってくれた言葉を思い出す
... ダメ 、もう卓さんには 迷惑かけられないし
遥輝さんにも もうこれ以上
気を遣って欲しくない
寝そうになっていると
スマホが鳴った
「ん、もしもし .. 」
『もう寝る?』
「いや、まだシャワーも浴びてなくて ..」
電話の相手は 遥輝さん
西川『明日巨人来るけど平気?』
「ああ、はい まあ(笑)」
西川『無理してるやろ』
「私なら大丈夫です」
西川『頼ってや ..』
「では明日はお部屋にずっと居るので、何かあったら来てください」
西川『部屋なら安心か ..』
「はい!遥輝さんもう遅いので休んだ方がいいかと ..」
西川『ん、じゃあ おやすみ』
「おやすみなさい」
外から聞こえる救急車のサイレンが
これから起こることを予知してるかのように
うるさく鳴り響いた
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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時