検索窓
今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:305,183 hit

8 ページ8

.



家に帰って ベッドにダイブ

今日は試合後に翔さんと結構長い間して来たから

眠くなってしまった



「明日か ..」



部屋に飾ってあるカレンダーが

ふと目に入った

スマホのスケジュールを開くと

キッチリと " 交流戦 始 " と書かれている

よりによって どうして巨人戦なのよ ..



「 .. 行きたくない」



卓さんが 無理して来なくてもいいよ

休んでもいいよ って言ってくれた言葉を思い出す


... ダメ 、もう卓さんには 迷惑かけられないし

遥輝さんにも もうこれ以上

気を遣って欲しくない



寝そうになっていると

スマホが鳴った



「ん、もしもし .. 」



『もう寝る?』



「いや、まだシャワーも浴びてなくて ..」



電話の相手は 遥輝さん



西川『明日巨人来るけど平気?』



「ああ、はい まあ(笑)」



西川『無理してるやろ』



「私なら大丈夫です」



西川『頼ってや ..』



「では明日はお部屋にずっと居るので、何かあったら来てください」



西川『部屋なら安心か ..』



「はい!遥輝さんもう遅いので休んだ方がいいかと ..」



西川『ん、じゃあ おやすみ』



「おやすみなさい」



外から聞こえる救急車のサイレンが

これから起こることを予知してるかのように

うるさく鳴り響いた







.

9→←7



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (165 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
549人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。