・ ページ37
.
中島「A、帰ろ」
「うんっ」
そう言って 手を差し伸べてくれる卓
その手をぎゅっと握れば
私たちの住む愛の巣へ帰る
中島「何かAがここにいるのが不思議」
「懐かしいね」
中島「久しぶりのファイターズはどう?」
「みんな元気そうでよかった けど .. 居なくなっちゃった人も居てなんか寂しいな」
中島「でもAの好きな宮さんはずっと居るよ」
「えへへ そうだね」
宮西「何?俺?」
「「うわあ!」」
宮西「何そんな驚いてんねん(笑)」
「宮さん .. 好きです」
宮西「俺も好きやで」
中島「 」
宮西「卓妬いてるで」
「ほんとだ、卓妬いてるの?」
中島「うるさい妬いてない」
「ごめんごめん!じゃあ帰ろっかな?」
宮西「また明日でもゆっくり話そうか」
「はい!お疲れ様です〜」
ブンブンと手を振ると
笑いながら振り返してくれる宮さん
「ねえ、妬いたの?」
中島「妬いてない」
「だってプンプンしてるじゃん」
少しからかうと
腕を掴まれて 壁に押し付けられる
中島「うるさい子の口は塞がないとな?」
「え、ちょ たく .. んんッ」
誰に見られるかも分からないのに
こんな卓って大胆だっけ .. ?
中島「 .. 可愛い」
そう呟いて 先に歩き出す卓に
少し走って追い付く
「卓 、大好きだよ」
中島「俺も好き」
少し不器用な彼だけど
そんなところも大好きだよ
end
549人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時