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中島「A、帰ろ」



「うんっ」



そう言って 手を差し伸べてくれる卓

その手をぎゅっと握れば

私たちの住む愛の巣へ帰る



中島「何かAがここにいるのが不思議」



「懐かしいね」



中島「久しぶりのファイターズはどう?」



「みんな元気そうでよかった けど .. 居なくなっちゃった人も居てなんか寂しいな」



中島「でもAの好きな宮さんはずっと居るよ」



「えへへ そうだね」



宮西「何?俺?」



「「うわあ!」」



宮西「何そんな驚いてんねん(笑)」



「宮さん .. 好きです」



宮西「俺も好きやで」



中島「 」



宮西「卓妬いてるで」



「ほんとだ、卓妬いてるの?」



中島「うるさい妬いてない」



「ごめんごめん!じゃあ帰ろっかな?」



宮西「また明日でもゆっくり話そうか」



「はい!お疲れ様です〜」



ブンブンと手を振ると

笑いながら振り返してくれる宮さん



「ねえ、妬いたの?」



中島「妬いてない」



「だってプンプンしてるじゃん」



少しからかうと

腕を掴まれて 壁に押し付けられる



中島「うるさい子の口は塞がないとな?」



「え、ちょ たく .. んんッ」



誰に見られるかも分からないのに

こんな卓って大胆だっけ .. ?



中島「 .. 可愛い」



そう呟いて 先に歩き出す卓に

少し走って追い付く



「卓 、大好きだよ」



中島「俺も好き」



少し不器用な彼だけど

そんなところも大好きだよ




end

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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時

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