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私が宮さんとホテルに行った話が
あまりにも大きくなり過ぎて
球団の方にバレてしまったらしく
先程まで 事情聴取されてました
" お、お風呂に 一緒に入りたかったみたいで .. "
そう 恐る恐る言った
すると数分後 部屋に戻って来て
難しい顔をしながら
試合後のみ 私も 選手用のお風呂に
入ってもいい事になった
いやいや 、そこは我慢してもらって とか
じゃないの ???
この 球団 面白いなあ ...
西川「A聞いたで、一緒にお風呂入れるんやって?」
「ええっ、何で知ってるんですか」
西川「分からん、今みんなロッカーでその話でもちきり」
「ええ ..」
ロッカーへ行ってみると
中田「A!早速、今日の試合後 みんなで風呂入るで!」
「へ?」
" みんなで " って何 ?
あ、そういう感じに なっちゃうのね ...
西川「みんなの背中流してくれるんやろ?」
「あ、はい ..」
中島「A、嫌だったらタオル巻いてもいいから無理しないで」
「ありがとうございます」
中島「でも俺もAに背中流してもらうの楽しみ」
「えっ(笑)」
卓さん 優しい .. って思ってたら
卓さんもしっかり男でした
「皆さん 試合頑張ってください ..」
ちょっと早めに帰ってしまおうか
とか 色々考えたけど
私の仕事は 選手を満足させること
だから しょうがないのか と納得させて
試合が終わるのを ただじっと待っていた
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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時