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『お疲れ様でした〜』
今日はファイターズの勝利
みんな ニコニコ笑顔で戻って来る
中島「A〜」
「あれ？もうシャワー行って来たんですか？」
中島「うん」
「早いですね！」
中島「Aが早くして欲しそうだったから」
「えっ？」
中島「嘘だよ(笑)でも遅いよりはいいかと思って」
「あ、はい(笑)」
ビックリした
晃さんとご飯行くの バレたのかと思った
「あ、えっと それで今日はどうします？」
中島「ああ、今日は話をしに来ただけだよ」
「話？」
中島「交流戦、来週からだけど」
「あ〜 ...」
中島「もう和解したの？」
「もう話は終わりました ..」
中島「もし辛かったら来なくてもいいし」
「いえ、仕事は休めません！」
中島「じゃあ その日はなるべく俺とか遥輝とかの近くに居て」
「ありがとうございます、分かりました！」
中島「じゃあ、お疲れ様〜」
「お疲れ様でした〜」
そっか 、すっかり忘れてた
来週だ 交流戦 ...
あの人は今、1軍だし
嫌でも顔や名前は見ることになる
大丈夫、大丈夫
卓さんとか遥輝さんの近くに居れば
「あ、晃さんだ」
ラインが来て
慌てて 着替えに行く
" 駐車場来て "
その言葉に気分が上がるのが分かる
もう同じ過ちはしない
そう決めたはずなのに
誰かに頼ってしまうのは
まだ あの件 を引きずってるから なのかな
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作者名：かぐや姫 | 作成日時：2018年4月23日 1時
